春にぴったり、超簡単「ギョニソ」レシピとは

「ギョニソ」って知っていますか? おやつやおつまみとして、子どもから大人まで人気の魚肉ソーセージのこと。手軽で、そのまま食べてもおいしいですが、時短レシピの材料としても便利に使えるそうです。ツイッターのフォロワー数29万人、SNSで話題の料理研究家「ジョーさん。」さんに、食卓に春を届ける、簡単ギョニソレシピを紹介してもらいました。

ギョニソは一般的に、スケソウダラなどの魚をすり身にしてフィルムに詰め、加熱加工したものです。戦前から戦後にかけて商品開発され、日本水産(ニッスイ、本社・東京)では、1947年にマグロを使って試作し、52年に「ツナソーセージ」として本格的に生産を始めたそうです。魚が主原料のため、タンパク質を豊富に含み、低カロリーなのが特徴。最近は、同社の「おさかなのソーセージ」のように、カルシウムなどが安定的に摂取でき、特定保健用食品(トクホ)に認定されているものや、ソーセージ1本で、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などの魚に含まれる栄養を手軽にとれる商品も登場しています。

ギョニソと言えば、フィルムを開ける際に手こずった経験がある人も多いかもしれませんが、「おさかなのソーセージ」は留め金がなく、簡単にどこからでも開封でき、パッケージも進化しているそうです。ニッスイで商品を担当する増田智哉さんは、「コロナ禍で家庭で料理をする機会が増え、魚肉ソーセージを炒め物や卵料理、サラダなどに使う人が増えています」と話します。

フランスの家庭料理に変身

料理研究家の「ジョーさん。」さん 大手小町 読売新聞
料理研究家の「ジョーさん。」さん

「ジョーさん。」さんが提案するのは、栄養満点の春野菜を使った二つのレシピです。

1品目は、ギョニソと新ジャガイモを使ったフランスの家庭料理「ガレット」。フライパンで焼くだけの簡単料理です。

【魚肉ソーセージと新ジャガのガレット】
材料 1人分(調理時間13分)
・新ジャガイモ 150g
・魚肉ソーセージ 1本
・粉チーズ 小さじ2
・片栗粉 小さじ2
・サラダ油 小さじ2
・ケチャップ 適量
作り方
(1)新ジャガイモは皮をむいて千切りにし、魚肉ソーセージも新ジャガイモと同じくらいの大きさに切ったら、粉チーズ、片栗粉をまぶす。
(2)サラダ油を引いたフライパンに(1)を敷き詰めるように入れて丸く成形し、中火で4分ほど焼き、裏返してさらに4分焼く。
(3)お好みでケチャップをかける。

「表面がカリッとするまで、根気よく焼くのがポイント。魚肉ソーセージと粉チーズの塩気があるので、そのままでもおいしいけれど、お好みでケチャップをかけても◯」(「ジョーさん。」さん)

ギョニソのカルパッチョ風

ギョニソで簡単イタリアン。魚肉ソーセージとともに、みずみずしい新タマネギを生で楽しみます。火を使わずに、カルパッチョソースをかけるだけ。料理の初心者にも簡単に作れ、時間をかけずにもう一品作りたいときなどにもよさそうです。

魚肉ソーセージを使ったレシピ(ニッスイ提供)大手小町 読売新聞
魚肉ソーセージと新タマネギのカルパッチョ風

【魚肉ソーセージと新タマネギのカルパッチョ風】
材料 1人分(調理時間8分)
・(A)レモン汁(小さじ1)、エキストラバージンオリーブオイル(大さじ1と1/2)、塩(小さじ1/4)、こしょう(2振り)、砂糖(小さじ1/2)
・新タマネギ 1/4玉
・魚肉ソーセージ 1本
・パセリ お好みで
作り方
(1)(A)の材料をすべて混ぜ合わせ、カルパッチョソースを作る。
(2)新タマネギを薄切りに、魚肉ソーセージを斜め薄切りにする。
(3)皿に(2)を盛り付け、カルパッチョソースとパセリをかける

「魚肉ソーセージは、なるべく薄く切るのが、盛り付けを上品にみせるコツ。レモン汁がなければお酢でも代用できます。お酢を使う場合は、味をみながら少しずつ加えてください」(「ジョーさん。」さん)

手軽で見た目も華やかなギョニソの料理で、春の食卓を彩ってみては。

(読売新聞メディア局 谷本陽子)

写真はいずれもニッスイ提供。

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