7年間在籍したテレビ東京を昨年3月末で退社し、フリーアナウンサーに転身した 鷲見 玲奈さん(30)。転身早々、テレビのバラエティー番組やドラマなどで目覚ましい活躍を見せています。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、25日午後10時から放送予定)の収録後、チャレンジしたいことや美の秘けつなどについて聞きました。
――今回収録のダウンタウンDXは「夢中にもほどがある! やみつき芸能人のとんでもライフ!」がテーマでしたが、いかがでしたか?
共演したみなさんの好きなものや、夢中になっているもののお話を聞けて、とても楽しかったです。自分の好きなものをテレビの前で話すことなど、めったにないので、とてもいい機会でした。
――鷲見さんは表情豊かで、芸人さんにも物おじせずにコメントしていて、初出演とはとても思えないくらいの大活躍でした。
ありがとうございます。とても楽しく参加させていただきました。
「NiziU」の頑張る姿に励まされる

――番組では、ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」にはまっていることを明かし、彼女たちへの熱い思いを語っていました。
朝起きてから寝るまで、ずっとNiziUのことを考えています。純粋な気持ちで努力している彼女たちの姿を見ていると、「自分も頑張らないと!」と思うんです。少しも手を抜かずに自分たちのできる限りのことをやる姿には、「自分もこれじゃダメだな」と思うと同時に、「少しでもこの子たちの力になりたい」と、親目線の気持ちになります。
――他にはまっているものはありますか?
去年、釣りとゴルフを始めました。もっと自由に外出できるようになったら、ずっと長く続けられる趣味にしたいです。「NiziU」もそうだけれど、何かはまれるものがあるのは、幸せなことだと思います。
――所属事務所のホームページで、鷲見さんのプロフィル欄に特技が「詩吟」とありました。
祖母が詩吟の先生をやっていたので、私も3歳ぐらいからやっていました。(天津木村さんのように)お題に合わせて「吟じます!」と創作するのではなくて、決まっている節に合わせて吟じています。
やりたいことはまだ手探り状態

――昨年3月いっぱいでテレビ東京を退社し、フリーアナウンサーになりましたが、転身早々、コロナ禍で大変だったのでは?
フリーになって、局アナでは経験できなかったことをたくさんさせてもらいました。CMやドラマ出演のほか、バラエティー番組では、ドッキリで穴に落ちたことも(笑)。たくさんのチャンスをいただいた1年でした。これからも、一つ一つの仕事にしっかりと向き合っていきたいと思っています。やりたいこととか、自分の進んで行く方向はまだ手探りの状態です。今は「鷲見さん、やってもらえますか?」とオファーが来たら、100%の力で応えられるように頑張りたいです。
――鷲見さんの出演番組を見ていると、サービス精神の旺盛さを感じます。去年は、「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の「女性芸能人スポーツテスト2020」に出演して、女性芸人たちに混じって体当たりのパフォーマンスを見せていましたね。
「ギリギリチキンレース」というコーナーで、頭から泥水に突っ込んだんですけど、泥水って、後になって耳から出てくるんだなぁって、初めて知りました(笑)。いい経験になりました。何事も新鮮で、楽しくやらせていただいています。
――先月には、女優として日本テレビ系のスペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」に出演しました。今後、演じて見たい役はありますか?
アナウンサー役以外でお芝居をしたのは初めてでした。またチャンスがあれば、普通の女性の役もいいけれど、悪女役で連続ドラマにも出演してみたいです。
目指すは「美のカリスマ」?

――フリーになって、今まで以上に美容に気を使うと思います。スタイルキープの秘けつは?
基本的に体を動かすことは好きでなかったけれど、24時間通えるスポーツジムに登録していました。でも、いつでも行けると思うと、なかなか行かないんですよね。なので、1年半くらい前から、パーソナルトレーナーさんの指導を受けて運動をしています。フリーになると、人から見られる仕事が増えるので、自己管理を徹底しなければいけないと思っています。美容も最新のものを取り入れ、気を使うようにしています。
(取材/撮影、読売新聞メディア局・遠山留美)