曖昧な返事で「お茶を濁す」というけれど、その由来は?

【1】 お茶に砂糖を入れること

【2】 お茶の飲み方が下手であること

【3】 お茶をかき回すこと

【4】 複数の種類のお茶を混ぜること

 「お茶を濁す」とは、その場しのぎのいいかげんな処置や発言をして、取り繕ったり、ごまかしたりすることを表す言葉。その由来は、茶の湯の作法を知らない人が、適当に茶わんをかき回し、それらしくお茶を濁らせてその場を取り繕ったことだとされています。

「言葉を濁す」(曖昧に言う)、「跡を濁す」(去ったあとに見苦しい痕跡を残す)などと言うように、「濁す」には、澄んでいたり、はっきりしていたりするものを、そうではない望ましくない状態にしてしまうというニュアンスがあります。抹茶の場合、濁っているのは本来あるべき状態。しかし、「お茶をたてる」のが普通の作法であるところを「濁す」と表現することで、いいかげんさが伝わるようですね。

 
正解は 【3】お茶をかき回すこと

(読売新聞「校閲道場」より)

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