ものまねタレント・みかん 息子が褒めたフワちゃんネタに手応え

ものまねタレントで2児のママでもあるみかんさん(36)。プロレスラーの北斗晶さんからYouTuber芸人・フワちゃんまで、幅広いレパートリーで変幻自在な芸が人気です。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、21日午後10時から放送)の収録後、歌ネタを封印した理由や、子育てなどについて聞きました。

仲間意識を大切に

――今回の収録は、「DXモノマネ!ウインターフェス2021」と題して、9組のものまねタレントが集結しました。みかんさんは、去年大ブレイクしたフワちゃんのコスプレで、NiziUの歌にのせて、松嶋尚美さん、鈴木奈々さん、椿鬼奴さん、北斗晶さん、土屋アンナさんの5人を演じ分けました。

ダウンタウンDXは、4回目の出演です。久しぶりだったので楽しみにしていました。ものまねの先輩や後輩がいっぱいいましたが、私は仲間意識を大切にしているので、今日は緊張もせず演じられました。

みかんさん
「ダウンタウンDX」の収録後、大手小町のインタビューに応じたものまねタレントのみかんさん

――ものまねタレントさん同士、とても仲が良くて、和やかな雰囲気でした。

ピンでやっている人が多いし、誰かがすべったときは、助け合いというか、お互いにフォローし合います。だから、みんな仲がいいです。特に、今日ご一緒させていただいた先輩のミラクルひかるさんは、ミラクルさんのYouTubeチャンネルでコラボさせていただいたり、プライベートでも仲良くさせてもらったりしています。

――ミラクルさんとコラボした、木村拓哉さんと工藤静香さんの娘でモデルのCocomiさん、Koki,さん姉妹のゆるいトークのものまね動画が最高でした。

ありがとうございます。途中でミラクルさんが悪ふざけをして、木村さんと工藤さんのものまねも入れて(笑)。ミラクルさんはしゃべりはもちろん、歌も上手だし、ものすごく尊敬しています。

小3の長男がネタをジャッジ

みかんさん
フワちゃんのものまねをするみかんさん(写真提供:読売テレビ)

――みかんさんのものまねの原点は?

生きていく上で、親や周りの人のまねをして覚えていくのが人間の成長過程だと思っているんです。女の子だったら誰でも「ごっこ遊び」をするように、まねをすることは生活の一部でした。学校では、その頃大ブームだった篠原ともえさんのものまねをやっていました。両親もテレビのものまね番組が好きだったので、まねをして見せていました。それが体に染みこんでいるというか、すごく自然なことだったんです。

――今日のフワちゃんのものまねは初めて拝見しましたが、そっくりでした。

小学校3年の息子に見せたら、「面白い」って言ってくれたので、「イケる」という手応えがありました。コロナで巣ごもり中、iPadでTikTokをよく見ていたし、流行には敏感なんです。息子からも、今はやっているものの情報を得ることができます。息子は、忖度なしで私をジャッジしてくれるんです。審査員目線で「似てる、似てない」と言ってくれるので、「似てる」と言われると、すごく自信がつくし、「似てない」って言われたら、もっと頑張ろうと思います。

歌ネタを封印したワケ

みかんさん
(写真提供:読売テレビ)

――フワちゃん以外で、最近の自信作は?

大人に評判がいいのは、作家の室井佑月さんですね。ミラクルさんが評論家の勝間和代さんになって、ものまね対談をやっています。

――みかんさんがブレイクしたのは2013年、医師でタレントの西川史子さんやオセロの松嶋尚美さんのものまねを披露した頃でしょうか?

そうですね。体重がマックスで70キロぐらいあったのですが、食事制限と運動で20キロ減量したんですよ。太っているのに、やせている人のものまねをしても、見ている人は入ってこないじゃないですか。やせたらものまねのレパートリーの幅がそれまでより広がりました。

芸歴は15年間で、始めの8年間ぐらいは歌まねを中心にやっていました。でもある日、気づいたんです。「私、歌をやっちゃダメだ」と。そして、歌を捨てたんです(笑)。髪の毛をばっさり切ったら、「西川史子先生に似てる」って言われたのがきっかけです。自分で衣装を用意して、しぐさもまねして。歌まねより見た目のものまねの方がテレビで呼んでもらいやすかったのかも。西川先生のまねをするようになってから、番組のスタッフさんに「他に何ができるの?」って聞かれて、「松嶋さんや鈴木奈々ちゃんもできます」と言って番組で披露したところ、反響が大きくなって、現在に至っています。今でも、営業では歌ネタをすることはありますが、歌まねは、ほぼほぼ封印しました。ちなみに、しゃべりテッパンネタの松嶋さんとはプライベートでも仲良くさせていただいていて、ママ友です。

長男出産が節目、夫が背中を押してくれた

みかんさん
(写真提供:読売テレビ)

――旦那さんはどんな方ですか? なれそめは?

一般の人です。私がショーパブに出演していた頃のお客さんで、ビビっと一目ぼれして、私からアタックしました。私が忙しくても癒やしてはくれませんが、その代わり、文句も言わず、黙って見守って私の仕事を優先してくれます。「理解力選手権」があったらチャンピオンになれるくらい理解力があるので、とても仕事がやりやすく充実した生活を送らせてもらっています。
自分で言うのもなんですが、女芸人としては致命傷というか、見た目でいじられることも少ないですし、仕事もあって、結婚して、幸せそうに見える人にはふりづらいというか、だからしっかりモノマネでふられたときに、落とさないとと思っています、そうしないとテレビでオンエアされないので(笑) でも、ありがたい環境にいて、充実した生活を送っているとは思います。

――みかんさんの仕事に理解のある旦那さんでよかったですね。

ちょうどテレビ番組に呼ばれるようになったとき、長男が2歳前くらいで、育児が忙しい時期でした。私はその時、「仕事か家庭か」を天秤にかけたんです。大きなターニングポイントだったけれど、悩んでいた私に「このチャンスを逃したら、生きているうちにもう二度とこんなチャンスは来ないよ。だから今じゃない?  協力もするから、1回思い切りやってみたら?」と旦那が背中を押してくれました。そこから仕事がすごく忙しくなりました。

――今年、チャレンジしてみたいことは?

息子の力を借りつつ、子供にも受けるネタをリサーチしていきたいと思います。フワちゃんを超える強力なネタをもうひとつ作りたいですね。

(聞き手/撮影:読売新聞メディア局・遠山留美)

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みかん

本名・小出千春。1984年2月24日生まれ、愛媛県出身。2児の母。21歳の時に上京し、ものまねタレントとしてデビューを果たす。子供の頃から好きで始めたものまねが、学生時代から積み重ねて現在では120以上のレパートリーを持ち、歌マネからアニメキャラまで幅広くあり、最近ではものまねメイクにも力を入れている。

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