神奈川の海辺でデートする、ラブラブな猫カップル

南幅さんの猫

12月も半ばになり、寒い日が続きます。休日は温かい屋内施設にお出掛けしたいところですが、時節柄「密」は避けなければなりません。そこで、ストレス解消を兼ねて神奈川県の海岸へドライブに行ってきました。海辺の岩場を散策していると、カップルとおぼしき猫が陽の光を浴びています。冬の日なたぼっこは、猫だけでなく人にとっても、なんて温かいのでしょう。猫たちを見つめながらポカポカとしているうちに、2匹の仲むつまじさに、心までほんわか温まりました。

天気に恵まれ風もない日の海辺は、大海原を前にすがすがしい気持ちになるものです。海を見つめる三毛猫も、きっと同じ気持ちだろうと思っていましたが、視線は時々、小高くなった岩の方へ向けられます。

視線の先にいたのは、ボス然とした風貌のオス猫です。一段高い岩場から、海の広さを堪能しながら、太陽の光を体に取り込んでいます。なかなかぜいたくな日なたぼっこです。

しばらく、2匹はソーシャルディスタンスを保っていましたが、三毛猫の方から徐々に間隔を詰めていきます。ボス猫が移動すると、その機に乗じて一気に間隔を詰めました。

ボス猫も三毛猫の好意を受け止めたようで、お互いにスリスリ合戦です。今までたくさんの猫を見てきましたが、ここまでスリスリ、ベタベタする仲良しカップルを初めて見ました。

通りかかる人たちも足を止め、この仲良しぶりを激写していきますが、人目もはばからず、2匹のラブラブぶりは続きます。猫たちの姿と、それを写真に収めたいと思う人の気持ちに接し、ほっこり心温まった冬の休日でした。

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南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

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SOTONEKO JAPAN(rakuten)

 

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