コロナ禍の「今年の一皿」は「テイクアウトグルメ」

2020年の世相を反映し、後世に伝えたい料理を選ぶ「今年の一皿」が「テイクアウトグルメ」に決まり、選定に当たった「ぐるなび総研」が8日、発表しました。

今年はテイクアウトグルメのほか、「シャインマスカット」「代替肉」「ノンアルコールドリンク」の四つがノミネート。これらは、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の月間5600万人に及ぶユーザーの検索や行動履歴などから抽出したワードをもとに、ぐるなび会員1935万人のアンケートとメディア関係者の審査を経て選ばれました。大手小町も審査に参加しました。

「テイクアウトグルメ」が今年の一皿の理由は?

テイクアウトグルメが選ばれた理由として、ぐるなび総研は(1)新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、新たな収益源としてテイクアウトを開始する飲食店が急増した。多種多様なメニューが増え、包材にも工夫が見られた。販売方法も事前予約決済などの選択肢が広がった(2)在宅時間が増え、自宅でも手軽に飲食店の味を楽しめるテイクアウト需要が高まった。テイクアウトを通じて飲食店を支援する動きも見られた(3)今後も外食を楽しむ方法としてテイクアウト利用が継続し、日本の新しい食文化として定着する兆しがみられる――などを挙げています。

授賞式では、グルメリポーターの彦摩呂さんが全国の飲食店の代表として登壇しました。

全国の飲食店の代表として登壇した彦摩呂さん

彦摩呂さんは「飲食店は日本経済の母だと思います。どんなに逆境に立たされても、どんなに苦しくても、お客さんに笑顔になってもらおうという心がある、母のような存在です。大変な状況にある飲食店がお客さんに喜んでもらおうと思って作ったテイクアウトに光が当たり、自分のことのようにうれしい」と語っていました。

「今年の一皿」は14年に始まり、これまでに「ジビエ料理」(14年)、「おにぎらず」(15年)、「パクチー料理」(16年)、「鶏むね肉料理」(17年)、「さば」(18年)、「タピオカ」(19年)が選ばれています。

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