大酒飲みのたとえ「うわばみ」とは、何のこと?

大酒飲みを指して「うわばみみたいなやつだ」などといいますが、うわばみって何?

【1】虎
【2】蛇
【3】鯨
【4】鳥

上戸、辛党、左党……酒飲みを表す語はいろいろありますが、動物を絡めた酒にまつわるたとえも豊富です。「うわばみ」は大きな蛇、特に熱帯産のニシキヘビや、伝説上のオロチなどを指す言葉ですが、大蛇は物を大量にのみ込むということから、俗に大酒飲みのたとえとして用いられます。語源ははっきりしませんが、ハミはヘビの古い形のヘミから転じたという説があります。

他の動物の例も挙げると……「虎になる」とは、ひどく酔っ払うこと。泥酔して暴れる者は「大虎」です。昔の女房言葉で酒を表す「ささ」に「笹」を当て、笹に虎はつきものという連想が由来ともいわれています。「鯨飲馬食」の形でよく使われまる「鯨飲」は鯨が水を飲むように多量の酒を飲むこと。他に、「水鳥(すいちょう)」は、さんずい(水)と酉(鳥)を成すので、「酒」と解き、酒飲みを言うこともあるという言葉遊びのような語です。

 正解は 【2】 蛇

(読売新聞「校閲道場」より)

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