「暮れなずむ空」の「なずむ」ってどんな意味?

「暮れなずむ空」などといいますが、そもそも「なずむ」ってどんな意味?

【1】はかどらない

【2】周囲にとけこむ

【3】刻々と進む

なずむは「泥む」または「滞む」と書き、人馬や船などが前へ進もうとしても、なかなか進めないこと、さらに物事がはかどらない、進まないということを意味します。「行く」や「暮れる」などの動詞に付いて、「船が行きなずむ」「暮れなずむ空」などと言い、はかばかしく進まない感じを表す言葉です。「暮れなずむ」は、日が完全に落ちてしまった様子や、日が刻々と暮れていく状態ではなく、日が暮れそうでなかなか暮れないでいる様子をいいます。

暮れなずむといえば、海援隊の楽曲「贈る言葉」が頭に浮かぶ人も多いのでは。作詞の武田鉄矢さんは以前、本紙の日本語に関する記事で、「『贈る言葉』の始まりの『暮れなずむ』という言葉は、堀口(大学)の訳詩の中から見つけた」と話しています。

 

正解は【1】 はかどらない

(読売新聞「校閲道場」より)

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