マリ・クレール スタイルで最新情報をチェック!
マリ・クレール スタイル公式ウェブサイトでは、毎月刊行される『marie claire style』マガジンの誌面と連動し、更に詳しい内容を掲載。東京、パリ、ミラノ、ニューヨークなど世界各国からえりすぐったファッション情報をデイリーに発信しています。欲しいモノや知りたい情報が必ず見つかるはず! 読み応えたっぷりのPDF版マガジンも無料でダウンロードできます。
結婚式やパーティなど人が多数集まるイベントが無期限で延期という話が、私の周りでもちらほら聞こえる。出社やそれに伴う外食の機会が減った今、多くの時間を過ごし支えあえるのは家族、パートナー、そして苦楽をともに乗り越えてきた親しい友人だ。否応なく新たな生活様式を取り入れることになった今を好機と見るか、それとも違ったものにしてしまうかは自分たち次第。大切な人への感謝を伝える方法も、新しい形を見つけられるチャンスかもしれない。
そんな折、ふと目に留まったのが、18世紀後半にパリに店を構えた「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。昔ながらのレシピや教えを守りながら、最新の製造技術を融合させた処方が魅力の総合美容専門店だ。このブランドの特筆すべきところは、独創的な香りとパッケージの美しさ。幸運にも多くの時間を得ることになった今、香りという記憶に直接呼びかけるツールで、結婚式をデザインしてみてはどうだろう。

結婚式のキャンドルからギフトまで、いつでもその日の情景を思い浮かべられるよう、香りをそろえてみるのもよい。リップバームや石けん、コームなど、製品によっては由緒あるマヴロー様式の刻印やカリグラフィーをオーダーすることもできる。その人のイメージに合わせた香りやアイテムをセレクトする時間も楽しい。そもそも、引き出物はすべて同一にしなければならないと、誰が決めたのだろう。大好きな人や友人への感謝の伝え方については不思議と、様々なアイディアが浮かぶものなのだから。ちなみに私は最近、おうち時間を利用して、友人たちへのギフトとしてハーブやドライフラワーにするための花を育てている。みんなが笑顔で一堂に会する日が来ることを願いながら。
(c)marie claire style/text:Nathalie Lima Konishi
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