パソコンなどを使ったオンライン会議を行う機会が増え、画面映りを気にする人も多いだろう。顔周りなどにアクセサリーを取り入れると、画面越しに明るく華やかな印象を与えられる。
耳元は縦長のシャープなデザインを
「画面越しに映えるといっても、仕事の場では派手さを抑えたデザインがお薦めです」。アクセサリーブランド「アビステ」の広報、那須希美さんは助言する。パールが一粒付いた、チェーンが短めのペンダントを首元に着けるだけでも印象が変わるが、ピアスやイヤリングを使えば、すぐに目に付いて見栄えもする。

同ブランドでは、小ぶりのガラスパールが付いたピアスを薦める。パールとメタルの光沢で、顔周りを明るく見せてくれる。縦長のシャープなデザインのピアス(6600円)は、落ち着いた印象。長さは6センチほど。フープ(輪)のピアス(9900円)は直径が約5センチと大きめだが、細身でさりげなく耳元を彩る。

グリーンやピンクなど、全6色そろう樹脂製のイヤリング(8140円)は透明感があり、夏らしい。仕事に向くのは、清涼感が感じられるブルー。「流行の透け感のあるシアーシャツなどとの相性もいい」と、那須さん。軽量で長時間の会議中に着用したままでも苦にならない。
西武池袋本店では、装飾品などを集めた売り場・キートゥースタイルに並ぶ「イリア アシミネ」のアクセサリーが人気だ。中でも、イヤーカフ(6600円)というアイテムが目を引く。耳の薄い部分を挟むようにはめてから、耳たぶの厚い部分まで動かして留める。

ゆらゆらと漂う波を模した様々な形状があり、縦横3~6センチ大。そごう・西武商品部でファッションを担当する高橋礼さんは「自然をイメージしたユニークな曲線が個性的です」と話す。存在感はありながら、透き通った樹脂製でエレガントな印象だ。
ネイルリングで手先のおしゃれ
知らず知らず画面に映り込んでいる手先をおしゃれに演出するのもいい。爪から第一関節にかけて着ける「ネイルリング」というアイテムもある。
キートゥースタイルに出店するジュエリーブランド「アノン」では、小さな淡水パールを並べたゴールドのリング(1万4300円)を提案。落ち着いたシルバーや、今年人気のグリーンをあしらったゴールドのリングもある。
ネイルサロンに行けなくても、簡単に指先のおしゃれができる。高橋さんは「アクセサリーなら簡単に見た目の変化をつけられる。気持ちも鼓舞してくれます」と話す。
*価格はいずれも税込み
(読売新聞生活部 遠藤富美子)
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