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ニューヨーク五番街718番地は、宝石を愛する女性たちのあこがれの場所。なぜなら、「ハリー・ウィンストン」の本店が、ここにあるから。
映画「紳士は金髪がお好き」で主演のマリリン・モンローが「教えてハリー・ウィンストン、ダイヤモンドのすべてを……」と歌った、アメリカを代表するハイジュエラーが、初めて腕時計を発表したのは、30年前の1989年のことでした。今もコレクションにその名を残す「HW プルミエール」です。これは、その最新作の一つ。
ベゼルの上下に取り付けられた三つのアーチは、ニューヨーク本店のファサードがモチーフで、ひと目で「ハリー・ウィンストン」の時計だと知れる、デザインコードになっています。そのアーチやベゼルには、最上級のダイヤモンドをセット。そしてダイヤルには、優れた宝飾技術を駆使したロータス(蓮の花)が、咲き誇っています。ダイヤルのベースは、揺れる水面に似たニュアンスを持つマザー・オブ・パール(MOP)製。そこから幾重にも重なる花弁は、ホワイトゴールド(WG)をベースに、ダイヤモンドとMOPとで形作られています。
MOPは、ホワイト、ライトブルー、ダークブルーの3色を使い分け、表情豊かに。一部の花弁にはWGをハンマーで叩いて凹凸を付けるマルテレ加工の技術も、注がれています。中央付近の花弁に、水滴がのっているかのように一粒ずつダイヤモンドがあしらわれているのも、心憎い演出です。キング・オブ・ダイヤモンドとの異名にふさわしい、豪華で可憐な31mmの小さな外装の中には、精巧な自動巻きムーブメントが潜んでいます。
「ハリー・ウィンストン」は腕時計の価値の本質を理解し、機械式ムーブメントに思い入れを持ち続けてきました。初のウォッチコレクションの一つに、うるう年の2月29日も違わず正確に表示する複雑機構パーペチュアルカレンダーをラインアップさせていたほどに。スイスのジュネーブにアトリエを構え、真摯に時計製作に向き合うダイヤモンドの王は、時計界の頂点も目指しています。
HW プルミエール・ロータス オートマティック 31mm
ジュエリー・コレクション「ロータスクラスター」からインスパイアされたタイムピース。立体的な蓮の花は、宝石のアート作品のよう。豊かな立体感が光を拡散し、周囲にまばゆいきらめきを放ちます。
[自動巻き、ケース径31mm、ホワイトゴールド×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ]565万円・税抜き(ハリー・ウィンストン/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)