2020年東京パラリンピックまで1年と迫り、22日にはチケットの抽選販売の申し込みも始まります。応援の機運を盛り上げようと、日本財団パラリンピックサポートセンターが、東京都港区の日本財団ビルで企画展「『OEN‐応援』入魂WEEK」を開催しています。
展示の目玉は、スペシャルサポーターである香取慎吾さんの壁画をレゴブロックで再現した「レゴ壁画」です。壁画のテーマは、「i enjoy!」。縦2.6メートル、横6.1メートルもあり、見応えがあります。プロレゴビルダーの三井淳平さんがレゴで制作しました。普段は日本財団パラアリーナ(東京都品川区)に設置されていますが、期間限定で移設しました。
また、写真家の蜷川実花さんが撮り下ろしたパラアスリートたちの写真も展示されています。競技者としての顔とは異なる魅力を引き出した蜷川さんならではの作品は、とても印象的です。
さらに、パラリンピックを目指す選手たちを応援するための「OEN-応援フラッグ」プロジェクトも実施しています。2018年9月末からスタートしたプロジェクトは、メッセージが寄せ書きされたフラッグを集め、選手の応援に活用するというもの。これまでに約3万人が寄せ書きし、400枚以上のフラッグが集まりました。会場には、集まったフラッグの一部も展示されており、スペシャルサポーターの3人、草彅剛さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんが寄せ書きした第1号のフラッグもあります。会場に置かれたフラッグに、誰でも応援メッセージを寄せ書きすることができます。
近くの会社員、秋山佳奈さん(39)は、「3人のファンなので、昼休みを利用して立ち寄りました。健常者と一緒にできそうな新しい競技も知ることができ、興味を持ちました。開会式のチケットを買うつもりです」と話していました。
企画展は、29日まで。
午前10時~午後5時(入館は4時半まで)
土日休館
入場無料
日本財団ビル1階バウルーム(東京都港区赤坂1-2-2)
主催=日本財団パラリンピックサポートセンター