タイ北部の古都「チェンマイ」は、首都・バンコクに次ぐ大都市ですが「北方のバラ」と称される、緑豊かな自然と伝統を感じられる美しい街です。城壁に囲まれた旧市街地は、寺院や仏像の観光名所の間にオシャレなお店が点在していて、外国人旅行者の姿を多く見かけました。猫カフェも訪れましたが、とてもオシャレな空間で驚きました。のんびりと時間が流れるチェンマイも猫の街。朝夕の道端や、寺院で猫たちに会えますが、日中の暑い時間でも猫たちと会えるオススメの場所をご紹介します。
チェンマイのピン川沿いにあるカフェ&雑貨のお店「レッジーナ」。お店に入ってすぐに見えるのは骨董品店のような雑貨のスペース。そこを抜けて奥のカフェスペースへ。
明るい光が差し込むオープンカフェのスペースが見えてきました。生い茂った木々がいい感じで日陰をつくっています。
アジアンテイストのテーブルとイスで先客がパソコンを前にくつろいでいます。その近くで小さな生きものが動いています。猫ですね。
子猫がテーブルの上でお出迎えしてくれました。川近くの特等席に「あなたはここね」と案内してもらいました。対岸に見えるのは、多くの観光客も訪れるワロロット市場です。
好奇心旺盛な子猫は、パラソルのポール伝いに立ち上がっていました。まるでパラソルを開くように見えます。
タイ北部にあるチェンマイは、首都バンコクよりは涼しく過ごしやすい気候なのですが、それでも昼間は暑い。猫たちも日陰で寝る体勢です。
お店は猫カフェのようですが、そうではありません。猫好きのお店のオーナーが店内で猫を飼っているといった感じです。
店内では猫たちは自由気ままに過ごしています。足元や思いも寄らない所に移動するので、席から動くときは注意が必要です。
猫好きなお客さんも、お店の猫のように自由に時間を過ごしています。ボ~ッと川を眺めたり、パソコンに向かったりしています。
ここは好奇心の強い子猫が多く、気になるとテーブルに上がってくることも。
向こう側の席では、子猫がお客さんの帰ったテーブルを見回しています。辛いタイ料理は猫にはあまりよくないので、テーブルから下りるようにうながしました。
猫たちのごはんは別に用意してあるようなので、お客さんの残り物が食べたいというより、好奇心でテーブルに上がったようですね。私の席にいた猫も起きだしてカメラバッグのヒモで遊び始めました。
バッグのヒモがボロボロです。でも、この表情をされたら許すしかありません。みなさんもかわいい子猫の攻撃に気をつけてくださいね。
タイの猫は顔がシュッとした細面が多いようです。以前、猫を探しに訪れたヨーロッパの猫たちの方が、丸顔が多い印象です。
特に、ここにいる猫たちはエキゾチックな顔をした、ミックス猫がちらほらいます。この猫もシャム猫のような青い目をしています。
子猫は遊びに飽きると、またお昼寝に入っています。いつのまにか背後にいたり、どこで寝はじめるのかわからないので、本当に注意が必要です。
日中歩き回り、日差しの強さでへとへとで、このカフェでビールも飲んでしまい、子猫と同じように瞼が重たくなってボ~ッとしてきました。
猫に夢中になって、ついつい長居してしまったので、そろそろお会計。レジ横の雑貨コーナーにはお土産にピッタリな猫グッズも豊富にありました。
レッジーナはカフェですが、カジュアルなタイ料理のメニューも豊富です。とてもおいしかったので写真を撮らずに一気に食べてしまいました。
REGINA chiang mai coffee house
![]() 「どやにゃん」南幅俊輔著。(辰巳出版、842円・税込み) |
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