だんだん暖かくなってきて、ファッションもメイクも、カラフルなものや遊び心あふれるものに心ひかれます。そこで、気になるのが『ボヘミアン・ラプソディ』のメアリー役でも話題になった新イットガール、ルーシー・ボイントンのメイクです。
春満開! シャーベットピンクの華やかメイク
ルーシーを担当するのは、メイクアップアーティスト、ジョー・ベイカー。レッドカーペットから雑誌や広告の撮影まで、ユニークなアイデアでモードなルーシーの魅力をさらに引き立てています。
花々に同化するような、春を思いっきり感じるメイク。ファッションフォトグラファーのニック・ナイトの作品からインスピレーションを受けたのだそう。
シャーベットピンクをまぶたの上にはもちろん、目の下や唇にもしっかりのせていき、強く仕上げた眉やまつげでぼやけた印象になるのを回避。イースターなどのイベントで、まねしてみたい!
子ネコ、電線、キル・ビル…。斬新なアイラインメイク
風変わりなアイラインが特徴的なメイクは、ルーシーが着ているシャネルの衣装のリボンにインスパイアされたもの。
目を伏せるとまるで子ネコの耳のよう。でもパッと目を大きく見開くと、ネコの目のようにも見えて、ルーシーの瞳をさらに印象的に見せています。
アイライナー使いが斬新なメイクは、ほかにも!
こちらはゴスなムード。平行に引いたアイラインがまるで電線のよう。
イエローのアイシャドーと合わせた、『Kill Bill(キル・ビル)』メイク!
魚のしっぽ? 芸者風メイク? 色使いがアーティスティック
鯛のしっぽのように入れたアイシャドー。絵画のように美しい! 鯛は鯛でも金目鯛かな!? ゴールドがグラマラスなメイクは、オメデタイ席にぴったり。
目のまわりや頬骨にまでピンクを広範囲にのせた、芸者を彷彿とさせるメイク。ルーシーやヘアメイクのジョーの出身であるイギリスでは、雨が降ると学校でピンク色のカスタードをかけたスポンジケーキが配られる習慣があるのだそう。
このメイクは、そんな学生時代のハッピーな思い出からインスピレーションを得ているみたい。下まつげのキワにはピンクのマスカラをたっぷりとのせて、遊び心は十分。
ブラウンメイクに飽きたら、プレイフルなメイクで春を楽しむのもアリ!
ハリネズミ、夕焼け、原宿ガール…など、まだまだ紹介しきれないほど、あらゆるシーンでメイクの冒険を楽しんでいるルーシー。
固定概念に縛られない、自由で無限な可能性を感じるメイクのアイデアは、凝り固まったおしゃれ心を雪解けのように解放してくれます。
オフィスになじむブラウンメイクばかりじゃ、つまらない…。そう感じたら、ルーシーのプレイフルなメイクを真似してみるのもいいかも!