実践する前に守るルール
(1)顔筋ケアを行う際には水溶性のマッサージジェルを使ってください。
(2)回数は5ライン×3セット。一つの局部で約15秒程度。
(3)しっかりと指を骨に密着させて皮膚と筋肉をひっかけながら動かしてください。
(4)好転反応が出た場合には、ケアを行うのは数日控えてください。皮膚表面に濃い赤みや筋肉痛に似た感覚があったら力の入れすぎです。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、人は感情が動くと表情も変わります。長年の生活習慣や思考が顔の筋肉の「コリ」となって、その人の人相を変えてしまうことがあります。あなたは、眉間や目尻のシワ、ほうれい線が気になりませんか? そのシワやたるみ、もしかしたら、顔筋(表情筋)のコリが原因かも?!
「人は見た目が第一」
嫌な気分のとき、人は眉をひそめます。不機嫌になると口をゆがめたり、目を細めたりします。こんな「険悪」な表情を続けていると、眉間や目尻にしわが刻まれ、口角は下がって、どんどんと「老け顔」になっていきます。老け顔の原因となっているのが顔のコリ。顔のコリが強固に定着していると、モテ顔からは遠のいていくのです。
「人は見た目が第一」と話してくれたのは、顔筋ケアのエキスパート、美容研究家でフェイスアナリスト&顔筋コーディネイターのKatsuyoさん。
「これは、人の第一印象は顔で決まるという意味です。顔立ちは整っているのに、好感の持てない人っていますよね。“良い顔”“悪い顔”というのは、顔立ちのことではありません。表情を作り出す土台、つまり顔筋の状態で、受け手の印象は良くも悪くも変わる、ということです」
顔の造作が整った「美人」でも、眉間に深いシワがあったり、口角が下がって「への字」になったりしていたら、感じが悪い美人と思われる可能性だってあるのです。
「反対に顔立ちは普通でも、笑顔がチャーミングで、好感の持てる人がいます。初対面で、もっと親しくなりたいと思わせるような“モテ顔”の人です」
そんな“モテ顔”になるには、どうしたらいいのでしょう。Katsuyoさんに、顔筋にあるコリをつぶしながらほぐす簡単な手技を紹介してもらいました。
額と頬にあるコリをつぶして、やんわり幸せ顔になる
幸せそうな表情の人と話していると、自分の目尻もゆるみ、思わず笑顔になってしまう。そんな経験ありませんか? 額と頬がきらきら輝くモテ顔には必ずある天使の輪のような「きらきらサークル」を手に入れて、人を引きつける幸せ顔になりましょう。

●硬くなった頬を柔らかくして、ふっくらさせる
ストレスをためこんだり、不満を我慢しすぎると、口元が硬い「がんばり顔」になってしまいます。硬くなった頬の筋肉をつぶして、持ち上げ、ふっくらさせましょう。
(1)両手を握って人さし指の第2関節を頬骨の上(黒目の真下)に当ててください。指を少し立て、頬骨からこめかみに向かって、らせんを描くように押しながら回し、指を滑らせてください。頬骨から回し始めて5~6回で、こめかみに届くようにします。
(2)位置を少しずらして、同じようにらせんを描きます。何度か繰り返しましょう。
(3)人さし指の関節を少し立て、頬骨に当てます。次に、頬骨からこめかみに向けて、頬の肉を持ち上げるように、直線を描きます。
(4)位置をずらして、5回繰り返します。このとき、頬骨の肉を指で、ひっかけるようにしてください。「ゴリッ」と音がするくらいの力で大丈夫です。
愛もお金も引き寄せる顔になる! 顔筋コーディネート

「顔筋コーディネート」は人から好かれ、
幸せを呼ぶ顔を自分でつくるメソッドです。
表参道に人気サロンを開き、多数の女優や経営者らの顔をケアしている
美容研究家Katsuyoが、初めてそのメソッドを完全公開。