音楽グループ「超特急」のメンバーで、「3号車」と呼ばれているリョウガさん(23)は、ゲーム好きで知られ、バラエティー番組などへの出演で大忙しの毎日です。ゲスト出演した「ダウンタウンDXDX」(日本テレビ系、10月4日午後9時から放送予定)の収録後、「7号車」のタカシさん (22)とともに、今後の活動にかける思いを聞きました。
2つのユニットに分かれて“楽曲対決”
――「ダウンタウンDX」は初出演だったんですね。収録はいかがでしたか。

リョウガさん 楽しかったですね。有名人の方々にたくさん会えて。収録前に、他の出演者の方々にご挨拶に伺ったんですけど、タカシは、相手の控え室にも自分からノックして前に出ていってくれるから、すごく助かりました。

タカシさん 僕は(リョウガと違って)バラエティー番組にはほとんど出たことがありません。こういう番組に出ると、超特急のメンバー一人ひとりの私生活まで掘り下げてくれるから、メンバーの僕でさえ知らなかった話が飛び出す。今日は、私服姿も公開できて、面白かったです。
――ふだんは、リーダーのリョウガさんがダンサーで、タカシさんはボーカルですが、この秋は、6人のメンバーが3人ずつ、2つのユニットに分かれて、それぞれの楽曲を11月発売のアルバムのファンクラブ限定盤に収録するそうですね。
リョウガさん そうなんです。ビジュアルイメージから衣装、ユニット名、作詞、振り付けまで、すべてメンバーが考案したんです。ファン投票で勝った方のユニットが、11月23日に都内で開催されるイベントで楽曲を生披露できることになっています。一方で、負けた方は、楽曲が“封印”されてしまう。そういうルールで、ガチ対決しています。
――お二人は、それぞれのユニットのリーダーなんですね。
リョウガさん ええ。僕らのユニット名は「シーサー☆ボーイズ」。曲名は「インオキナワ」で、沖縄民謡をベースにした曲です。ユーチューブにミュージック・ビデオのショート・バージョンを公開しました。ぜひご覧になって、沖縄への深い愛を感じていただければと思います。
――沖縄でロケをされたんですか。
リョウガさん いえ、そこまでの予算はなくて(笑)。でも、衣装や舞台セット、演出によって「どう見ても沖縄で撮影しただろう」と思える作りになっています。僕らのユニットが勝って、話題になったら、きっと沖縄ロケも可能になると思うんです。楽しみはその時に取っておきます。
タカシさん ええ~っ。そこまで言う? 僕らに不利な言い分じゃないっすか(笑)。
――タカシさんたちのユニット名は「座・武士道」ですね。こちらもミュージック・ビデオがユーチューブで公開されていますね。サムライ姿はりりしいのに、家紋のところに「ツンデレ」「チビ」「王子」と書かれていて、笑っちゃいました。
タカシさん 曲名は「ツンデレチビ王子」で、「6号車」のユースケが作詞してくれました。「ザ・歌謡曲」という感じに仕上がっています。
リョウガさん カツラのつなぎ目もわからないくらい、よく出来ていたよね。
タカシさん そうそう。衣装やメイクさんも頑張ってくれました。
――勝つ自信のほどは。
タカシさん もちろん、ありますよ。
リョウガさん 僕らだって、一歩も引きません。
「好き」を極めれば道は開ける
――リョウガさんは芸能界の中でも、ゲーム好き、アニメ好きで知られています。最近、ハマったゲームは何ですか。
リョウガさん この秋発売されたばかりのプレイステーション4用の「Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)」です。これがすごいゲームで、スパイダーマンになりきって、クモの糸を使って、ニューヨークの街を飛び回ることができるんです。もちろん完クリ(完全クリア)しましたよ。でも、それで終わりじゃなくて、何度も挑戦したくなる。とにかくクオリティが高い。あの爽快感は、イチ押しです。
――CS放送「フジテレビTWO」で放送されている冠番組「超特急の撮れ高足りてますか?」では、リョウガさんが声優に挑戦したこともありました。ゲストも驚くほど、タイミングの合ったアフレコでしたね。
リョウガさん 一人でアニメを見たりゲームをしたりするとき、役になりきって、「一人アフレコ」していたから、それが良かったのかも(笑)。僕は、一人でいるのが好きだし、一番楽しい。自分の「好き」をとことん極めていけば、きっと道は開けると思います。
――お話を聞いていると、一本筋が通っている感じですね。今後、超特急はどこを目指して活動していくのでしょうか。
リョウガさん 2011年の結成時から、僕らが目指しているのは、東京ドームでのライブです。今年は12月7日に、さいたまスーパーアリーナでのライブが実現するから、(ファンである)8号車のみなさんのおかげで、一歩一歩近づいている感じです。
――11月に発売されるアルバムは「GOLDEN EPOCH」というタイトルですね。楽曲作りで苦労された点は?
タカシさん 短いスパンでいろいろな曲に挑戦しなくてはいけなくて、それが一番大変でした。いろいろな自分を出し切った、という感じ。ぶっ飛んだ曲もあります。ぜひ多くの人に聴いてほしいです。
――年末に向けて過密日程になりそうですね。健康管理のコツは?
リョウガさん メンバーとは家族よりも長い時間を一緒に過ごすから、誰かが風邪を引くと、あっという間に2~3人にうつってしまう。お互いに気を付けないといけないなあと思います。
タカシさん 僕は、家に帰った時やご飯を食べるときには、手洗いとうがいを最低限やるようにしてます。忙しい中でもできること、簡単なことから始めなくっちゃ。
(聞き手:メディア局編集部・永原香代子、撮影・高梨義之)
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