ファッションモデル・タレントの西山茉希さん(32)は、2児のママ。今も美肌と均整のとれたスタイルを保っています。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、13日午後10時から放送予定)の収録後、美しさの秘訣などについて話を聞きました。
子育てと仕事への“欲”
「ダウンタウンDX」の持つ雰囲気が大好きなんです。あったかい感じで。今日もいろいろな方の話を聞くことができて楽しかったです。
――お子さんは2人。女の子ですね。
ちょうど4歳と2歳。同じ保育園に通わせているんですが、時々、「ママとデートする日」を作っています。別々に保育園を休ませて、それぞれ私に甘えたり発散したりできる時間にしようと思って。だけど、最近は子供たちの方が園内でお互いを探し合っちゃう。それだけ一緒にいたい、という気持ちが強くなってきたみたいです。家でもおままごとやお店屋さんごっことか、子供たちだけで遊べる年齢になって、すごく助かってます。
――下の子が生まれると、上の子が「赤ちゃん返り」することがあるとも言われますが。
うちでは全然なかったですね。下の子を出産するときには、私の枕元に上の娘と主人がいて、一緒にへその緒を切ったの。それから、ずっと赤ちゃんがいるのが当たり前という感じだったからかな、お姉さん意識が芽生えるのも早かった感じです。
――小さいお子さんがいると、急な発熱などもあって、大変でしょうね。
そうなんですよ。仕事を引き受けるとき、まず「園の送迎時間に間に合うかな」と気になるし、遠方のロケをお断りすることもあります。子供が生まれたとき、初めの10年ぐらいは、自分自身の「欲」を持たないようにしよう、と思ったんです。おもに仕事への欲ですけど。でも、仕事への欲をゼロにすることはできませんでした。いまは、私の母の手も借りて、何とか成り立たせています。
――子育てで、うまくいかないなあと思ったことはありますか。
1年前は休業生活で、気持ちに余裕がなかったんですね。子供たちが食事中にウィンナーを雑に扱っているのを見て「だれが買ったものだと思っているんだ!」と大声でしかったことがありました。ひどい言いようでしょ。いろいろな不満をウィンナー一つにぶつけてしまった。すぐハッと思い直して、「これだけはやってほしくない、ってことがあるの」と言い直しましたけど。

――親のイライラをぶつけちゃったんですね。でも、すぐに思い直せたのだから、大丈夫。逆に、子供たちに対してこれだけはしよう、と思っていることはありますか。
子供が本当に素直に甘えたいと思っているのを見逃さない、そんな存在になりたいです。ここかな、と思ったら、目を見つめて話す。これからもそれだけはやっていきたいな、と思います。
毎日1時間半の入浴でデトックス

――仕事を続けるうえで、工夫されていることはありますか。均整のとれたスタイルはどうやって維持されているのでしょうか。
こういう仕事だから、きれいに保ちたいと思ってます。私にとって一番のデトックスは、入浴です。ペットボトルを持ち込んで、水分補給しながら、毎日1時間半くらい、5分から10分おきに浴槽で温まったり冷水シャワーを浴びたりを繰り返すんです。その間に読書もするし、スマホでインスタも更新しちゃう。とにかく、お風呂を「一人でいる個室」にしているんです。主人も子供たちも協力的ですよ。
――おススメのコスメは?
いろいろと使ってきたけど、いまスキンケアで使っているのは、ニベアの ソフトスキンケアクリーム。20代半ばにひどい肌荒れで悩んでいたとき、友達から「乾燥地帯の海外ロケにニベアの青缶を持っていったら良かった」と言われて試してみました。青缶は私には合わなかったけど、ソフトのほうは合っていたようで、一晩でつるんとした肌になりました。それ以来、スキンケアはこれ一本で。店頭で見かけると、まとめ買いしちゃいます。
(聞き手:メディア局編集部・永原香代子、撮影・遠山留美)
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