仲良し夫婦の多くが実行しているイベントとはいったい何でしょうか。11月22日の「いい夫婦の日」に合わせ、マーケティングリサーチ会社「マクロミル」がインターネット上で行った調査結果を発表しました。
言葉で愛情を伝えていない
子供がいて結婚経験のある20~69歳の男女5411人を対象にした調査では、「夫婦仲に満足している」と答えた人は62%、「十分にコミュニケーションを取れている」と答えた人は56%でした。およそ半数は、夫婦間のコミュニケーション不足を感じているようです。
「言葉で『愛している』と伝えている」という夫婦は24%にとどまり、7割以上の夫・妻が言葉で愛情を伝えていないという事実が浮かび上がりました。
夫婦円満のヒミツ
20~69歳の男女722人に夫婦仲の良さを聞いた別の調査で、仲の良い夫婦のヒミツを探ったところ、85%が「結婚記念日を祝う」と回答していました。
これに対し、離婚した夫婦は81%が結婚記念日を祝っていなかったのです。
結婚記念日をお祝いするかどうか――。ここが夫婦の「仲の良さ」の分岐点となっていることが、調査から分かりました。
第2の婚姻届?
結婚記念日を祝い続けることの重要性に注目したマクロミルは、「第2の婚姻届」を開発しました。
「第2の婚姻届」は、公式サイトよりダウンロードでき、プリントアウトして書き込むシートになっています。中央に結婚記念日を記し、左下に名前と誓いの言葉を書き込みます。右下には、「約束」として、「2人だけで外食に行く」「『愛している』と言葉で伝えあう」など八つのチェック項目が並んでいます。
仕事や家事、子育てで忙しい毎日。いい夫婦の日に、少し夫婦関係を振り返ってみてはいかがでしょうか。