ユーチューブに投稿した動画がきっかけでデビューし、スターの仲間入りを果たしたオースティン・マホーン。彼のナンバー「ダーティ・ワーク」をお笑いタレントのブルゾンちえみさんがネタのBGMとして使用したことで、日本でも一躍有名となりました。
ユーチューブからスターに
オースティンは2010年から、ジャスティン・ビーバーやブルーノ・マーズなど人気アーティストの曲を歌っている動画をユーチューブに投稿。12年、米芸能ニュースメディア「エンターテインメント・トゥナイト」に彼が語ったところによると、当初はただ楽しかったそうですが、どんどん本格的になっていったのだとか。
動画は大変な話題を呼び、オースティンは同年に歌手デビュー。ティーンを中心に大人気となり、“第二のジャスティン・ビーバー”と称される存在に。ツイッターのフォロワー数も増え続け、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて次々とファンを獲得しました。
13年、テイラー・スウィフトのツアーでオープニングアクトに抜擢されました。デビューから間もなくにもかかわらず、スターの仲間入りを果たしたのです。
日本での1位に本人もびっくり?
名字の“マホーン”に、友達や仲間という意味を持つスラング“ホーミーズ”を合わせた造語の“マホーミーズ”と呼ばれるファンが世界中にいるオースティン。デビュー以降、日本にもたくさんの“マホーミーズ”がいます。
彼自身もデビュー直後から日本には思い入れがある様子で、12年、米誌「PAPER」のインタビューで「日本のファンはとても応援してくれるし、文化はとてもレベルが高いんだ」とコメントしています。
そんなオースティンの知名度が日本で急激にアップしたのは今年に入ってから。彼のナンバー「ダーティ・ワーク」をブルゾンちえみさんがネタの中でBGMに使用したことから、広く知られるようになり、オースティン自身も瞬く間に時の人となったのです。
同曲は15年7月に全米でデジタル配信がスタートしたのですが、約2年が経過した今年3月、日本のiTunesで1位を獲得しました。これにはオースティンも大喜びで「愛してます」と日本語でツイート。SNSでは日本語を使うことも多く、コメントから伝わってくる好青年ぶりも彼の魅力です。
その後も日本の各音楽配信サイトで9冠を達成するなど快進撃は続き、大ヒット現象について海外のサイトでも報じられました。
マイリー・サイラスの妹と噂に
10代半ばから音楽界で活躍しているオースティンですが、プライベートでは恋愛もする普通の青年。ガールズグループ「フィフス・ハーモニー」の元メンバー、カミラ・カベロとの交際が発覚し、大きな注目を集めましたが、14年11月に破局が明らかになりました。
15年4月にはラッパーのベッキー・Gとの交際が発覚したものの、4か月あまりで破局。その後交際していたフィットネスモデルのカティア・ヘンリーとは一緒に来日し、婚約説まで浮上しましたが、今年2月にオースティンがシングルだとコメントし、破局が明らかになりました。
そんな彼ですが、最近噂になった相手がマイリー・サイラスの妹ノアです。ふたりはマイアミで行われた音楽イベントに出演した後、一緒にジェットスキーを楽しんでいるところをパパラッチされました。その後、ノアと一緒にいるところはキャッチされていませんが、人気者の彼は常に注目の的です。
今年はすでに3回来日し、先月はジャパンツアーを行ったオースティン。「ダーティ・ワーク(+リミックス)」が初めてCD化されるなど、日本での人気は高まるばかり。公私ともに今後も彼から目が離せません!
【Profile】Austin Mahone(オースティン・マホーン)1996年4月4日、アメリカ・テキサス州生まれ。ユーチューブに投稿した動画が話題となり、2012年に歌手デビュー。14年にアルバム「The Secret」をリリース。日本において配信シングル「ダーティ・ワーク」が大ヒットを記録する。