幼い頃から母の料理を見るのが好きで、上手ではないけれど料理好き。新しい調味料やスパイスを使う時は、いつもワクワクする。
映画「かもめ食堂」やNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」などを担当したフードスタイリストの飯島奈美さんが考案した「スパイスレター」の存在を知った。その名の通り、郵便で送ることができるスパイスで、「飲みもののための、スパイス」、「トーストのための、スパイスシュガー」、「紀州の、ぶどう山椒」(粒、粉の2タイプ)の4種類。
スパイスがパックされていて、切手を貼れば郵便で送ることができる。スパイスを使ったレシピが添えられているのも嬉しい。
お気に入りはぶどう山椒。和歌山県で昔から使われているというぶどう山椒は、通常の山椒に比べて、さわやかで少し甘みのある香りが特徴。このおいしさを多くの人に伝えたいと、飯島さんが思いついたのがスパイスレターだったという。
メールの時代だからこそ、ちょっとしたお礼やあいさつにこのスパイスレターを使ってくれたら嬉しい、という話にうなずいた。
レシピの牛肉と大根のきんぴらは、ぶどう山椒独特の香りが広がっておいしい。贈る人の笑顔が浮かび上がってくる。
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