スピリチュアルなリゾートとして人気の高いインドネシアのバリ島。島を歩いていると、いたるところに、ヒンズー教の寺院があり、人々の祈りの声が聞こえてきます。美しい海岸、田園風景に懐かしさを感じ、癒やされていく自分に気が付きます。ここが、ほかのアジアのリゾートとは違うバリの魅力です。
世界遺産にもなっているバリ、タナバン県のジャティルイの棚田。
ここは700mの高地。日本各地でも棚田を撮影しているが、バリとも共通する棚田の魅力は生活感のある懐かしさ。こんな風景を目にすると、お米を主食とするアジア人だなと思って安心する。
現地では「ムルカット」と呼ばれる沐浴。現地の人には「聖なる儀式」。信心深いバリのヒンズー教徒にとって重要な儀式。沐浴する場にはいつも多くの人がいる。激しい水流に打たれた女性たち。色とりどりの民族衣装が水に滴り、美しく映えた瞬間。
バリの祝日。「ガルンガン祭り」に遭遇した。祈りを大切にするバリの人たち。捧げものを頭に乗せた女性たちが、長い列を作り寺院へ向かう姿は壮観、かつ壮麗。かわいい子どもたちも真剣にお祈りをしている。僕も地元の人と同じ衣装を身につけ敬意を表して撮影。
沐浴する場所にある像。バリの文化には詳しくないので、この像が意味することがどんなものなのか、正確にはわからなかった。高温多湿の地にあって藻がまとわりついた像を見ていると、日本のこま犬を思い出した。
インドネシア本島に近い。バリ北西部、ウェスト・バリ・ナショナルパーク。
この周辺の水の透明度は抜群。ダイバーにも人気のエリア。泊まったホテルから船を出してもらい半島をグルッと回った。