モルディブに初めて行ったのは、今から30年以上前になる。きっかけは、NASAが撮影した地球の写真。その中で、まるで宝石のように輝いていた場所。それがモルディブだったのだ。実際に訪れた島々は、想像以上、まさに楽園そのものだった。
モルディブ・ランガリ・アイランドのビーチ。白い砂が続く。昼間、厳しい太陽光線を避けるように、人々はホテルで昼寝でもしているのだろうか。人気のないビーチ。僕はこの木陰で昼寝をしながら、ビーチの撮影をしている。
木に囲まれたコテージを抜ける瞬間に、このビーチに出ることができる。あまりにも美しすぎて、一瞬、白日夢かと思うほど。このコテージにはプライベートプールもある。ビーチもプールも独り占めできる究極の贅沢が、ここにある。
ワンアイランド・ワンリゾートが原則のモルディブの島々のホテル。ボートでの移動が基本。ボートに乗って少し海に出ると、イルカたちがやって来る。イタズラ好きなイルカたち。ボートの周りをぐるぐる回り、遊んでくれる。
ビーチ・リゾートの究極のお楽しみ。夕刻、沈みゆくサンセットを眺めながらディナーを楽しむ。オン・ザ・ビーチで食事をする。太陽がゆっくり沈み、優しい風が吹いてくる。時間がゆっくり流れていることを実感する。
桟橋を渡ったコテージにあるのは水上スパ。夜、このあたりを散歩して空を見上げると、こぼれ落ちてくるような星々。しばし、言葉を忘れて、星を眺める。最近のデジタルカメラだと、こんな星の描写も可能。ますます星の撮影が楽しくなっている。
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