カミソリでむだ毛処理、毛が濃くなるし肌に悪い?

モヤモヤ・健康編

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20代女性です。毎晩、カミソリで手足のむだ毛の処理をしています。毛の流れと逆に剃らないと、チクチク、ゾリゾリします。直後から毛穴が目立ち、翌朝には、スネの下あたりの毛が、生えてしまっています。「剃ると毛が濃くなる」「肌に悪い」と言われますが本当ですか。脱毛はお金も時間もかかりそうで踏み出せません。

A.皮膚にダメージ大

カミソリでの頻繁な剃毛ていもうは要注意です。むだ毛の手軽な処理方法として、多くの人がカミソリを使っていると思います。実は、毛を処理するたびに、皮膚を守る角質まで削れています。

特に、夏場は肌を露出する機会が増え、剃毛の頻度が増えるでしょう。そうすると、角質が常に薄い状態になり、皮膚のバリア機能が落ちてしまいます。乾燥して外からの刺激に弱くなり、赤みやかゆみが出ることもあります。

また、むだ毛によるチクチク肌を避けようと、毛の流れと逆に剃る「深剃り」をすると、皮膚の中に埋まったように伸びてしまう「埋没毛」になることがあります。この毛に細菌が感染してニキビのようになったり、黒ずみが残ってしまったりといったトラブルも診察の場でよく目にします。

10分の剃毛を週に2回、20歳から40年間行うと、なんと690時間に相当します。しかも皮膚にダメージを与えながらの作業です。皮膚科医の立場からは、医療施設でレーザー脱毛を行い、カミソリを皮膚に当てる時間を極力減らすことを強くお勧めします。皮膚が弱い方ほど、肌に優しいむだ毛処理を心がけてくださいね。(秋葉原スキンクリニック 堀内祐紀さん)

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堀内祐紀(ほりうち・ゆうき)

2001年東京女子医科大学医学部卒業、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本医学脱毛学会理事。女性が生き生きと働く職場づくりを目指し、2007年秋葉原スキンクリニック開設。10名の女性医師と女性スタッフによるチーム医療を行っている。

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