上司がどなる職場 転職を考えるのは「逃げ」ですか?

モヤモヤ・働き方編

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新卒で入社し、現在4年目です。異動してきた上司が3人とも、毎日、誰かに対してどなり散らし、私も 叱責しっせき されています。転職を考えていますが「逃げ」だと思われないか、こんな自分が通用するのか、とても不安です。

A.自分の身を守る行動を

パワーハラスメントが疑われる環境から離れることは、自分の心と体を守る方法です。ストレスへの対処行動として「闘争・逃走反応」というものが知られています。「戦うか、逃げるか」ということです。転職を逃げることと捉えていても、誰かに責められるものではありません。自分を守る行動をためらわないでください。

「通用するのか」という不安もあるということですから、まず転職するかどうかを決める前に、職務経験を振り返り、自分の強みや実績を整理することをお勧めします。

特に、仕事上での心掛けや、それをどのように実践したか、実践の結果どうだったかをまとめておくと良いでしょう。他社でも活用できる強みや能力が見つかってきます。その過程で不安も解消され、自信を持って、次の一歩を踏み出しやすくなると思います。

もし、今の会社や仕事への愛着がある場合、戦うことになるでしょう。パワハラ防止措置を大企業に義務付ける法律があり、中小企業にも2022年4月から適用されます。1人で行動せず、同様に感じている同僚や他部署の上司などを巻き込み、企業をあげて取り組む問題といえます。社内で相談相手がいない場合、労働局などにある無料相談窓口を利用するのも良いでしょう。(キャリアコンサルタント・堀口恵子さん)

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堀口 恵子
堀口 恵子(ほりぐち・けいこ)
キャリアコンサルタント

1962年、千葉県出身。国家資格キャリアコンサルタントの職能団体「ACCN」東京支部長。流通小売業界や人材ビジネス業界を経て、2008年、働く個人や企業向けにキャリアコンサルティングを行う「Career Story」を起業し、代表を務める。

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