超多忙期 強い頭痛が2か月続く

モヤモヤ・健康編

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年1、2回、2か月ほど続く強い頭痛に苦しんでいます。頭がギューッと締め付けられるようでつらいのですが、ある日突然治ります。頭痛期間は仕事の超多忙期と重なります。仕事の疲れと関係あるのでしょうか。痛み止めを飲んでもあまり効きません。

A.我慢せず受診して

相談内容からは、いくつか原因が考えられます。自分の判断で我慢せず、ぜひ一度、脳神経内科または頭痛専門外来を受診して、詳しい症状を医師に伝え、診断してもらってください。

一定期間(1、2か月)、強い痛みがほぼ毎日1~3時間繰り返される頭痛として、群発頭痛が挙げられます。片方の目から側頭部にかけて起こる頭痛で、痛む側の目の充血、流涙、まぶたが下がる、鼻水や鼻づまりなどの症状も見られます。半年から2年に1度起こるとされています。

季節の変わり目など頭痛が起こる時期には一定の傾向があります。もし、相談者の「仕事の超多忙期」が1年のうちで同じ時期であれば、頭痛の時期と重なっているのかもしれません。市販の鎮痛薬は効きませんが、「スマトリプタン」という薬を注射すると15分ほどで改善します。酸素吸入も効果があります。

頭全体または両側に広がる痛みであれば、群発頭痛の可能性は低いです。動くと痛みが強くなる、吐き気やおう吐がある、光や音、臭いが煩わしく感じるといった症状があれば片頭痛かもしれません。片頭痛は月に数回起こることが多いのですが、まれに一定期間、痛みが連続して起こることもあります。(富士通クリニック・五十嵐久佳さん)

五十嵐久佳
五十嵐久佳(いがらし・ひさか)

 1979年北里大学医学部卒業。医学博士。イギリス The City of London Migraine Clinic留学を経て、北里大学内科学講師、宮内庁病院第二内科医長、 富士通南多摩工場健康推進センター長、神奈川歯科大学附属横浜クリニック内科学講座教授を歴任。1981年より頭痛医療に携わる。頭痛患者さんの求めを知り、患者さん一人一人に適した治療法を提案している。「頭痛女子バイブル」(世界文化社)や「頭痛を何とかしたい! 解消&予防」(西東社)を監修。

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