【お悩み相談】仕事の順調さを自慢する友人たちが羨ましい…不安で落ち込んでしまいます

お悩みアドバイザー・Drまあや

30代の女性会社員です。学生時代の友人との飲み会に行くと、初めは楽しく飲んでいるのですが、会が盛り上がってくると必ずと言っていいほど「先日、大きなクライアントをゲットできた」「年収が上がった」などという自慢話になり、帰宅する道すがら、落ち込んでしまいます。
私の仕事はやりがいもあるし、それなりに満足はしているのですが、仕事は地味なものなので、自慢できることはありません。
仕事が順調な彼女たちを嫉妬してしまうし、「私って、何やってるんだろう……本当にこのままでいいのかな?」と不安に駆られます。でもそういう話を聞いても、実際に何をすればいいのかわからない私もいます。どうしたらいいのか、教えてください。
(ハンドルネーム・のどぐろ)

A:マウンティングに思い悩まず、手のひらで転がしちゃいましょう

「マウントの取り合い」「幸せ・不幸自慢大会」などは、友人たちの飲み会や同級会などで起きやすいので、そういう飲み会に行きたくないと思う人も多いでしょう。でも、これは私にも耳が痛い話で、「ついつい自慢してしまっているのでは?!」と、実は思っています。

さて、それではなぜこういうことを言うのでしょうか。どこかで自分の功績を話したいけれど、職場の同僚や上司には話しづらい。家族に話しても、ピンと来ず、「ふ〜ん、そうなんだ〜」で終了してしまうだろう。であれば、同級生や同世代の友人に話して、認めてもらいたい。いわゆる「承認欲求」が原因なのでしょう。

のどぐろさんは仕事にやりがいを見つけていて、それなりに満足しているのであれば、それは幸せなことです。それを自慢するかどうか、だけの話だと思いますよ。「大きい仕事っていう訳ではないけど、やりたいことやらせてもらっているので、職場で信頼してもらっているって感じ?! 安定してるんだよね〜」と言うと、みんなに響きますよね。

人生は不平等であり、恵まれている人もいれば、悪いことばかり起きる人もいます。でも他人と比較すると悲しくなるし、キリがありません。恵まれているように見えている人でも、実際はストレスを感じているかもしれませんし、不幸に見えても幸せに生きている人もいます。

性格悪いことを言うと、友人は「大きなクライアントをゲット」できたということですが、全てがその人だけの手柄でないかもしれません。その会社や当該部署にいたからこそ獲得したものかも。実際のところ、どういう状況でその人がどこまで関わっていたのかなど、詳細は会社の人でないとわかりません。虚言とは言いませんが、裏があったりすることもありますしね。

私も「承認欲求」が強い方だと自分で認識しており、注意をしているつもりです。けれど、私が無意識に話していることでも、他人から見たら「自慢しやがって! ウザい」と思われるかも――とは思っています。

 独身、脳外科医、そしてデザイナーという私なので、「やりたいこと存分にやってうらやましい」と感じる人も多いかもしれません。でも実際は、休みもないし、自己投資なのでお金もかかるし、2つの仕事に関する悩みは尽きないし、プライベートも含めて孤独な戦いでもあります。でも、ついつい気を許した昔からの友人だと、「あたし、がんばったんだよぉ〜〜〜!」と言っちゃうんですよね。

承認欲求が高くなり過ぎるのは、自己肯定感が低いから、と考えられます。「自分が存在してよかった」と思うために、本来の能力以上にあれもこれもがんばって、みんなに認めてもらいたいから、ということです。

私は自慢話をするときは笑えるエピソードや失敗談を入れ、不幸話も面白おかしく話すようにしています。だって、他人の自慢話は面白くないですから。他人からは幸せそうに見えても、悩みは尽きないと話しますが、それでも「ウザい」と思う人はいるでしょう……。気をつけないといけませんね。

のどぐろさんの友人も自己肯定感が低い可能性はあり、みんなだったら認めてくれるかもしれないと思っているのかも。のどぐろさんなら「よくやったね!」「がんばってるね!」と褒めてくれると思い、ついつい自慢しちゃうのかもしれません。

友人を哀れむ必要はないですが、「認めてもらいたいんだな」と思って、彼女を褒めて、のどぐろさんの「仏様の手のひら」で転がしちゃってください。