【お悩み相談】やさしかった妻が豹変。寝転がってスマホをいじりながら指図されます

お悩みアドバイザー・野々村友紀子

画像はイメージ

妻について悩んでいます。私は会社勤めの30代男性で、朝9時30分に家を出て、帰宅は夜11時近くになります。情けないことに、早く帰るのが怖くなっています。
妻が言うには、私が早く帰宅すると、子供が興奮して寝付けなくなるので、迷惑なようです。もし、早く帰宅した場合は、別室で息をひそめて隠れています。子供が寝た後も私に教えてくれないので、気づいたら寝落ちしてしまい、深夜に起きて、改めて布団を敷いて寝ます。
私のイビキがうるさいらしく、妻は寝不足になり朝具合が悪そうだったので「大丈夫?」と声を掛けたら「ダメでしょ」とそっけない一言。それ以降、布団を買い、食事の後片付けの後、リビングで寝ています。
子供に起こされておむつ替えをして、朝ごはんを作り「ご飯ができたよ」と声をかけると、やっと妻が起きてきます。その間に自分の支度、ペットのご飯やトイレの掃除をして、ゴミ袋を持って家を出る毎日です。
月に6日間程度の休みがありますが、妻は3人で出かけたがらないため、子供と2人で外出します。
毎日育児で大変なんだろうと思うものの、私がやることには文句ばかり言い、間違えると頭ごなしに怒られるので、今は子供と2人だけでいるほうが楽しいです。
私が家にいるときの妻は、ほぼスマホを寝転がっていじっていて、話しかけても面倒くさそうに返事をするだけです。LINEはなぜか私を友達登録してくれません。
理由はLINEは“プライベート”なことだからだそうです。スマホの充電も、私が充電中でも勝手にはずして、自分のを充電したり、あごで人を使ったり、なぜかとても横暴になっています。
妻は常に機嫌が悪く、注意をすることができません。そんな小さなことも気になるのと、機嫌が悪くなるのを恐れて言えない自分がいやです。妻の両親への態度も見ていて苦しいです。「うぜえ」とか「使えない」とか、暴言にびっくりします。
両親はかなり高齢なのに、子守のために電車で2時間以上かけて来てくれて、家事を手伝ってくれます。妻にとっては当たり前のようで、ねぎらいの言葉もありません。
誰にも相談できず苦しんでいます。お酒と好きな映画をみて気晴らしし朝を迎えます。情けない話ですが、たまに一人で泣くことも。
以前はこんなタイプではなく、気が強く、仕事もできて、よく相談をされるような人間だったつもりです。仕事にも身が入らず、どんどん貯金も減っています。将来子供にお金がかかるとは思いますが、出世の見込みもありません。
私が幼い時に両親は離婚し、実母は認知症で、父は内縁の妻と暮らしていて疎遠になっています。だから家庭というものがあまり分かっておらず、「だからダメなんだ」と妻に言われたことがあり、その時は大泣きしてしまいました。
朝ごはんは出ず、弁当も持たせてもらえなかった家庭でしたので、子供に同じ思いをさせたくありません。いっそ離婚できれば楽なのでしょうが、離婚は望んでおらず、子供も妻も幸せになってほしいです。妻も以前はかわいい人で、よく尽くしてくれましたので感謝しています。正直、妻を嫌いにはなれません。子供は命に代えても守りたい存在です。妻が私を嫌いなのはよく分かります。正解が見つからず、悩んでいます。よろしくお願いします。(ハンドルネーム・虹の橋さん)

A.まずは、夫婦で話し合いを

「虹の橋」さんの相談を読むと、充電を抜かれたり、LINEの友達登録をしてくれなかったり……。相当、たまりにたまっているようですね。奥さんの不満のひとつひとつをつぶしていくしかないですね。たとえば、いきびを治す努力とか、なにか態度で示しては?

よく、女性は産前産後、ホルモンの影響で、体調やメンタルに大きな変化があるといいますが、「産後クライシス」という言葉があるように、やさしかった奥さんが変わってしまったのは、子供ができたからだけではないと思います。積もりに積もったものが一気に爆発してしまったのではないでしょうか。奥さんが、いやだと思っていることを改善しているところを見せれば、態度を軟化させてくれるかもしれません。

「虹の橋」さんが、細かい不満をいくつも抱えているにもかかわらず、奥さんに言えず、いじいじしていることや、自信なさげに遠慮している態度に対しても、もしかしたらイラッとするのでは? 不満をちゃんと伝えることが、夫婦であり家族であると思います。

奥さんは常に機嫌が悪いとのこと、このままでは、これ以上良くも悪くもならないので、この状態をこれからもずっと続けていくのか。一度クリアして、お互いにすっきりしてはいかがでしょうか。

勇気を出し、全てをさら出して前向きな話し合いをしてみましょう。

ただ、奥さんは、手伝いに来てくれる両親に対しても暴言をはくとのことです。どういう理由からか、これに対しては、ぴしっとたださなければいけません。

「これだけみんなが手伝っているのに、君の態度はなんなんだ!?」と、毅然きぜんと言ってみては?

お互い、楽しくない家庭はいやでしょう? このままの状態をずっと続けたくないのであれば、夫婦で話し合いましょう。もし、二人きりで話すことが難しいのであれば、信頼の置ける共通の友人に間に入ってもらうのもいいかもしれません。夫婦なのですから、片方が弱っているときは、もう片方がしっかりしないと、共倒れになってしまいますよ。

子供や両親のためにも家庭を一から立て直すこと、離婚を考える前に、一度別居してみて、お互いを冷静に見つめ直すのもひとつの方法かもしれません。

野々村友紀子
野々村友紀子(ののむら・ゆきこ)
放送作家

 1974年8月5日生まれ、大阪府出身。NSC大阪校11期。元お笑いタレント。夫は「2丁拳銃」の修士。近著に「夫が知らない家事リスト」(双葉社)。

夫が知らない家事リスト(双葉社)1300円・税別
パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!(赤ちゃんとママ社)1000円・税別

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