【お悩み相談】ワンオペ育児への愚痴メールに嫌気がさした単身赴任の夫。関係修復は無理?

お悩みアドバイザー・野々村友紀子

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30代の専業主婦です。単身赴任3年目の夫と、自他共に認めるおしどり夫婦でした。しかし、一人で娘2人の育児をしている中でストレスがたまり、夫に度々愚痴や八つ当たりのメールを送っていました。そのたびに夫は、「大変だったね」「よくやってるよ」と励ましの言葉をくれたので、今まで頑張ってこられました。
ところが、そうした度重なる愚痴メールに嫌気がさした夫は、徐々に私への愛情が冷めてしまい、今では完全に私のことが嫌いになってしまったそうです。やり直そうと思いましたが、夫は話し合いにも応じず、メールも無視。娘たちが「(お母さんが)電話をしたいと言っている」と伝えても、無視されてしまいます。娘たちのことはとてもかわいがっていて優しい父親でしたが、私に冷めてしまったことで娘たちに対しても気持ちがなくなってしまったようです。ただ、直接本人からの言葉はなく、ただただ毎日時間だけが過ぎていきます。
子どもたちの成長を見逃してほしくないという思いから、写真や動画も送るのですが、一切応答なしです。もうどうしたらいいのかわからず、毎日毎日、不安と悲しさと後悔におしつぶされそうです。このことに、まだ娘たちは気付いていませんが、今後、父親からの連絡がないことに徐々に気付くと思うと、心苦しいです。夫は、好き嫌いがはっきりしているタイプなので、苦手な相手とはけんかもしないけれど、いやになったらスパッと関係を切るような人です。連絡もとれない。何を考えているのかもわからない。自分がどうするべきかもわからない状況です。まだ夫のことが好きなのであきらめきれません。ただ、夫は「もう修復は無理」と断言しています。どうしたらいいのでしょうか。(ハンドルネーム・ひまわり大好き)

A.直接、話し合いの場を持って

不仲の原因はひまわり大好きさんの愚痴メールからだそうですが、私には単身赴任の旦那さんに女性の影が見えます。これだけ完全無視してくるのはおかしいです。最後にどのような話し合いがあったのかは、相談文からはわかりませんが、「修復は無理」と断言するまでには、なにかしらサインがあったのではないでしょうか? かわいい盛りの娘が2人もいるのに、そこまで拒むと、疑ってしまいます。

度重なる愚痴メールで「ひまわり大好き」さんのことを嫌いになったということですが、それはひとつの言い訳で、家庭から逃げるために何かしらの理由があると思います。

私も専業主婦をしていた時期があるので、ひまわり大好きさんの気持ちはよくわかります。家事や子育てで奮闘しているときに、仕事で外に出られる夫がうらやましくなって、「あなたはいいよね! 好きなときにご飯食べて、好きなときに帰ってきて!」って、愚痴をわーってぶつけたことがありました。あまり愚痴やイヤミを言い続けていると、旦那さんも外で何をしてきたか、報告するのがいやになってしまいます。子どもの成長を報告するとともに、「パパがお仕事をがんばってくれているから、こっちは大丈夫だよ~」とか、「○○できるのもあなたのおかげよね~」とか、たまには旦那さんへの感謝の気持ちも伝えましょう。相談の内容だと、“ワンオペ育児”への不満で、感謝の気持ちより愚痴の比重が多くなってしまったのだと想像します。でも、八つ当たりは一番ダメです。

この話題をうちの夫(「2丁拳銃」の修士さん)とも話し合ったのですが、夫の立場からすると、解決策がないことへの愚痴を言われるのが一番イヤなのだそうです。子育てとか、自分が代わってあげられないことへの負い目もあるのでしょうね。「代わってあげるよ!」とか「じゃあこうしたら?」とか優しいことも言えず、最初の頃は「ごめんね。手伝ってあげられなくて」とか「大変だね」とか、ねぎらいの言葉を返す余裕があったのでしょうが、あまりに愚痴が続くと、負担にもなりますしそれもできなくなります。男性側の気持ちになったら、すごく逃げたくなると思います。

女性だって、毎日旦那さんが帰宅して仕事の愚痴を言われたり、「お前はいいよな。専業主婦で……」などと言われたりしたら、絶対イヤになると思います。家族と離れてさびしい思いをしてがんばっているのに、家に帰ると愚痴メールが入っていたらイヤですよね。

そこのところは、ひまわり大好きさんもすでに反省をされていると思いますが、「連絡が取れない」「相手が何を考えているかわからない」「あきらめられない」と遠くで気をもむより、とりあえず旦那さんの所へ会いに行きましょう。共通の友人に間に入ってもらうなどして、冷静に話し合うべきです。

例えば、ホテルを取って自分の母親と娘さんと一緒に赴任先に行き、娘さんをお母さんに預かってもらっている間に、旦那さんと話し合い、その後に娘さんを連れてきてもらい旦那さんに会わせる。子はかすがいと言いますし、旦那さんの気持ちをつなぎとめられるかもしれません。妻のことは嫌いになっても、娘はかわいいと思います。娘に会えば心が動くのでは? でも、3年も離れて暮らしていて、連絡が来なくなるなんて、私には女性の影が見えますけどね。もしもそれが現実だったら、覚悟が必要です。

子育ての動画やメールの報告も、旦那さんにしてみれば、子育てに協力できないという、負い目を持たせる原因になっているのかもしれないので、しばらく送るのはやめて、「今までごめんね」ぐらいに止めておいたほうがいいと思います。

話し合いの場が持てるのであれば、まず旦那さんにあやまって、専業主婦とはいえ「娘2人の面倒をみるのはしんどかった」という正直な気持ちを話してください。でも、その時、絶対に切れてはダメです。感情を抑えてあくまで冷静に。

うちの夫は私が忙しい時に手伝ってくれますが、主婦はこれが24時間、365日続くんですよね。その大変さを旦那さんにもわかってほしいです。

野々村友紀子
野々村友紀子(ののむら・ゆきこ)
放送作家

 1974年8月5日生まれ、大阪府出身。NSC大阪校11期。元お笑いタレント。夫は「2丁拳銃」の修士。近著に「パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!」(赤ちゃんとママ社)

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