【お悩み相談】私の幸せはどこに? 難関資格取得を目指す彼との結婚式が取りやめに

お悩みアドバイザー・Drまあや

イラスト・Drまあや

 彼にプロポーズされたのに、結婚式が取りやめになります。難関資格をとって独立する夢ができたのと、私との結婚がプレッシャーになっているみたいです。彼は彼自身の幸せだけを考えていて、もちろんそれは正しいことで、頑張ってほしい。応援してしまう。でも、私の幸せはどこに行ってしまうんだろう、と思うのは勝手ですか。
 私は結婚をずっと夢に見てきて、恋愛に生きてきた気もします。その彼とは10年も一緒にいます。嫌いにもなれないし、私と違って夢があって、それに向かって頑張れる前向きさがある。すごく尊敬できて、まぶしい。今はまだ、彼は私を好きと言ってはくれるけど、いつか私が負担になってダメになる日が来てしまうんでしょうか。彼と過ごした日々は楽しい思い出しかありません。すごくつらいです。完全な自己防衛ですが、彼と一緒にいながら、違う人を探すのもありなんでしょうか。(ハンドルネーム:匿名)

 A.いろいろなパターンを想定して、自分で幸せをつかもう

 結婚とは、パートナーと時間や空間を共有するということですよね。時間は限られています。やらないといけないことが多い人ほど、他人と時間を共有することが、ものすごくストレスになります。

 私も資格取得経験者なので、彼の立場で考えてみました。働きながら資格を取るのはかなり大変。自分の体の生活リズム、仕事の状況、勉強の進み具合いなどを管理しながら、合格をもぎとらないといけないわけです。なんらかの理由で自分の計画していた勉強日程がずれて、自分のペースを乱されると、イライラするものです。

想定パターン1.素直に伝える(左)、想定パターン2.泣き落とし

 大学病院での医者の仕事、他院の当直、外来、同期との勉強会を経て、自主学習。プライベートで誰かに会うのも自粛、家事も半年間最低限にし、専門医を目指してひたすら勉強の日々。なんとか自分のペースを保って勉強し、脳外科専門医となりました。

 結婚するにあたり、「幸せな家庭を築く」という共通目標に向かって歩めるかどうかは、とても大事です。おそらく現時点で彼は、「結婚」に向かって歩いていく気がないか、少なくとも、それが第1目標でなくなってしまったのでしょう。結婚の前に「資格を取る」という目標を立てて、それを理由に結婚式を取りやめていますから。

 結婚と資格を取ることの両立はできると思います。勉強期間中、彼はあなたに寂しい思いをさせたり、不快な思いをさせたりするかもしれません。その一方で、あなたが家事を代わりにしてあげることで、メリットだってあるはず。でも、彼はそれを望まず、結婚を延期? 取りやめを選んだ。ということは、自分自身が、新たな結婚生活という大きな環境変化と勉強の両立が心身ともに難しいと感じているか、恋愛体質のあなたと時間を共有することが、彼の勉強に負担になると感じている、ということですね。もしくは、結婚したくないことを、資格取得を理由にしているか? あくまで推測ですが。

想定パターン3.物分かりのいいオンナ(左)、想定パターン4.上から目線

 私の周りには、10年以上お付き合いしているという事実や、結婚適齢期の女性と付き合っているということに、意外と責任を感じてくれない男性が多いなぁ、と思います。日本では、男性は30代後半〜40代前半でも結婚するチャンスが残っているけど、女性は年齢が高くなるにつれて、結婚のチャンスが少なくなると言われています。もしあなたの結婚願望が強いのであれば、彼との関係を断ち切って、結婚相談所にでも行って、結婚してくれる人を見つけたほうが、同じ「結婚」という目的に向かって、進めるような気がします。

 もし、あなたが器用な方なら、少し彼と距離を置いてキープしつつ、結婚してくれそうな新しい彼氏を探してもいいと思います。結婚できている女性って、その辺が上手だったりしますよ? たとえ、いまの彼に「浮気だ!」と責められても、「あの時、結婚してくれなかったあなたが悪い」という話です。

想定パターン5.何も言わず、消える。(左)、想定パターン6.怒って、見放す

 どうしても、彼が好きで忘れられない、ということであれば、彼が資格を取るまで待って、取得後に結婚してくれる保証はどこにもないけど、彼が結婚してくれることを信じて見守りましょうか。待っている間は、とにかく彼の邪魔をせず、重すぎず、軽すぎず、静かに寄り添ってください。恋愛体質の方は、どうしても自分の感情を優先させて、「さみしい、一緒にいて」と彼の状況を考えず、甘えてしまう方が多いように思います。その感情を抑えることができるかどうかです。

 自己防衛、というか、結婚して幸せになりたい、と思うなら、自分のためにいろいろ考えて動くのは当然です。上手に生きて、自分の望む幸せをゲットしようじゃありませんか!!

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