夫がSNS大好きで、現在はフェイスブックに投稿しています。友達限定とかではなく、全世界に向けて発信しています。個人情報も家族情報もさらけ出しては、イイネが欲しくて話を盛ります。先日は、私のインフルエンザの熱の体温計を自分の具合が悪くて熱でうなされているとかアップして、フォロワーの同情と心配を受けて、ご満悦でした。SNSに私や家族の情報の投稿を止めるよう何十回も言って来ましたが、一向に止める気配もありません。最近では離婚したいとさえ思えてきました。いい年をしたオヤジが、面白おかしく嘘を書き、それを信じたフォロワーが「面白い」とか「ためになる」とか持ち上げている投稿を見るたび、腹が立ちます。子どもたちは、無視しとけば良いだけ!と言って相手にしてくれません。こんな夫にSNSへの投稿を控えるようしてもらうには、なんと釘を刺せば良いでしょうか?(ハンドルネーム:はるるん)
A:夫はいわば「SNSハイ」、ハイにはいつか終わりがきます
誰でも何時でも何にでも「ハマる」という状況はあり得ます。旦那さんは現在「SNSからリア充発信」にすっかりハマっていることは確認できました。残念ながらハマっている人にそれを止めたり控えるように言っても無駄になる傾向が強いようです。ましてや認証欲求を満たしてくれるSNS、今現在は良い面ばかり見えていい気分にばかりなっている「SNSハイ」な状態。悲しき宣告で申し訳ありませんが、ハイ最高潮の旦那さんに対して、はるるんさんが出来ることはほぼ無いと言ってもいいでしょう。
フェイクな日常に息切れするのを待つ
ではどうするか。はるるんさん、「今は我慢」をしましょう。インフルエンザと偽り、日々の出来事を脚色し、周囲の評価を気にしながら暮らす日々…恐らく長くは続かないでしょう。「どハマり」には必ずといっていいほど終焉が訪れます。ましてや評価前提のフェイクな日常づくりなど、今に息切れしてくることでしょう。嘘はこの先長く向き合える趣味にはならないと思います。「ハマる」と「趣味になる」とは違うことなのですから。心が豊かに、静かに、そして重ねるごとに長生きしたいなと思える行為…それが趣味なのではないでしょうか。
元カレに響いた恥ずかしい言葉は……
はるるんさんは黙って先細りする「ハマり」の行く末を見守りましょう。「ハマっている人の行く末」を綴って発信するという手もありますが、それも趣味にはならなさそうですね。ちなみに私は何でもかんでも発信するSNSが大好きだった元カレに向かって、「そこまで一生懸命なあなたは素敵ね」と言ったら、少し考えこんだようでした。一生懸命とか必死を示唆する表現って、「作っている」人にとっては恥ずかしい評価のようです。参考までに。
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