30代女性、夫から離婚を切り出されています。私も夫も専門職で、夫は希望した職場に転勤が決まり、昨年から別居婚中です。夫の赴任先は遠方で、年に数回しか会えません。無料通話アプリで連絡はしていますが、夫の仕事が忙しくハードになるに従って、「家に帰っても誰もいないのが寂しい」「子どもがほしい」と言うようになりました。私は今の仕事が好きで、辞めて子どもを産む気はありません。でも、夫は夫婦で一緒に過ごせず、つらい時に支えてもらえないなら「結婚している意味がない」と言います。義母からも私が仕事を辞めるよう言われて、ショックでした。別れるしかないと思う一方で、まだ夫を好きな気持ちもあります。離婚5秒前という感じで、モヤモヤしています。(ハンドルネーム・悪猫)
ピンチの時こそ妙案が! ゆっくり互いの明日を見つめて
独身の私が回答者であることをお許しいただけますか……? 結婚の制度を体験してはおりませんが、悪猫さんと旦那さんの明日のために一緒に考えます。
寂しさが結婚の意味を変えたのかも
旦那さん、離れて暮らすようになり、「結婚していればできること」を今まで以上に拡大させて、寂しさを希釈させようとしているのかも。寂しい、子どもがほしい、子どもがいれば絆は深まる……故に寂しくない、という意識の流れがあったとしたら、環境が彼を独りよがりな人に変えてしまったように感じます。何故なら、そこの意識の流れに悪猫さんを受け入れる隙間がないような気がするので。
しかし、悪猫さんもご自分のお仕事があり、文面から「子どもをもうけたら仕事ができない」という環境にあるような雰囲気を感じます。互いに出来ること、してほしいことのバランスがとれないことは辛いでしょう。辞めずに産休だけで済むなら子どもも……と考えられているなら、まだ方法はありそうですが、今は「産んでほしい夫、産みたくない妻、孫がほしい義母」……という構図で考えます。
正直な気持ち、伝えてますか?
子どもが欲しくない理由は、仕事のことだけでしょうか。もしもそれ以外に理由があったり、悪猫さんがまだ正直な言葉を伝えていないなら、今こそ、とことん話して見つめ合うことがモヤモヤするより先かと思います。お互いの関係が壊れるピンチの時には、二人だけの妙案が浮かぶものです。
旦那さんも希望した仕事につけている、悪猫さんも仕事が充実している。そんなカッコいいカップルが物理的距離で寂しいだなんて……と、「働く夫婦」でいられることの生き生きした気持ちを、もう一度彼に伝えてください。
まずは、できるだけゆっくり意思を確認し会いましょう。悔いのないように、「あなたがすき」と伝えて。
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