在宅勤務になり、地元に戻るか悩み中。婚活なら東京がベター?

恋活小町

大手小町「恋活小町」のイメージ画像

「29歳 女性 独身 東京に居続けるか、地元に戻るか」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。東京で一生、生活し続けることに不安を感じているトピ主さん。在宅勤務が可能で、東京を離れても会社を辞めずに済むため、地元の金沢に戻ることを検討し始めたといいます。一方で、婚活の成功率や生活の楽しさを考えると、東京も捨てがたい……と感じているそうで、読者に意見を求めています。

希望のライフスタイルが定まっていたほうが、婚活は進めやすい

トピ主さんは最近、彼氏と別れたばかりで、婚活経験はないとのこと。地元に戻ることを検討し始めた理由としては、ほかにも「家族が大好きなため、離れるのが寂しい」「東京での一人暮らしが精神的につらい時が多々ある」といったことを挙げています。一方で、「地元での出会いに期待が出来ないため、東京のほうが婚活の成功率が高まりそう」「東京での生活で楽しいこともたくさんある」という理由から、東京も捨てがたいとつづっています。

「住みたい場所」や「勤務地」は、多くの人にとって優先度の高い重要な要素。その希望と一致する結婚相手を求める人は、男女ともかなり多い印象です。そのため、婚活という観点だけで考えるならば、住みたい場所ははっきりさせておいたほうが、成功率は上がりやすいように思います。婚活では、膨大な人数の中から選んだ相手と、お互いの希望や価値観をすり合わせていくことが必要です。「こういう場所で、こういうライフスタイルを送りたい」という展望をある程度は持っていなければ、相手側の条件にも引っかかりにくく、自分も迷ってばかりで決められない、となる可能性が考えられます。

結婚後に住みたいエリアでの婚活イベントにわざわざ出向いている人もいるほどですし、トピ主さんも地元に戻る気があるならば、自治体主体の婚活イベントや、Uターンの人向けのイベントなどへの参加を検討してみるといいかもしれません。「今すぐ東京を出なくても、いずれは家族のそばにいたい」と思うなら、同じ希望を持った相手を東京で探す選択もあるでしょう。最近はトピ主さんと同様、勤務地の自由度が高い人が増えていますし、「金沢での暮らしに興味がある人」といった希望をプロフィルに書いてみるのも一案です。

自然恋愛を求めるならば、条件が障害になることも

トピ主さんはこれまで、「自然恋愛」で5人の相手と交際してきたとのこと。婚活は未経験だそうなので、今後、「やっぱり違う。自然恋愛で出会いたい」と思うことがあるかもしれません。東京で自然に知り合った人との恋愛となると、「将来、家族の近くで暮らしていきたい」といった願いをかなえられる相手かどうかは、大いに未知数です。「どこで暮らしたい」といった希望があると障害になるケースが考えられますし、気持ち重視でカップルになるならば、ひかれ合った「その人」と足並みをそろえていく意識は、ある程度必要になるでしょう。

ただ、心が通い合う相手を見つけて共同生活を始めれば、東京に暮らしていても、「一人暮らしが精神的に辛い時が多々ある」という悩みはクリアされるかもしれません。「良い相手が見つかりさえすれば、地元に帰らなくてもいい。東京暮らしを楽しみたい思いが大きい」ということであれば、まずは東京で相手を探してみるのがベターのように思いました。

未婚でいづらい場所のほうが、モチベーションを保ちやすいかも

トピ主さんは「地元での出会いに期待が出来ないため、東京のほうが婚活の成功率が高まりそう」と推測しています。色々な意見があるでしょうが、見方によっては「地元のほうが結婚への渇望を持ち続けやすい」という側面はあるかもしれません。

東京は、未婚男女の割合が高く、多様なバックグラウンドを持つ人が混在している分、地方に比べれば、人と干渉し合わない風潮があります。楽しめる場所やコミュニティーも無数にありますし、未婚であることに比較的プレッシャーを感じずにいられる雰囲気や環境があると言えるでしょう。トピ主さんも、会社の人にあれこれ言われるような環境ではない様子。自分さえ「つらい」と感じないならば、未婚でも過ごしやすいのが東京という場所のように思います。

それに比べると、地元は家族や友人との距離が近く、また、家庭を持っている人の割合も高いですよね。未婚でいると干渉されたり、プレッシャーをかけられたりする頻度が高いでしょうし、家族で行動する人が多い分、寂しさも感じやすいでしょう。ただ、そういった環境だからこそ、男女とも「婚活を頑張るモチベーション」や「目標意識」は持ちやすく、それが婚活の成功率を上げてくれる側面はあるだろうと推測します。「自分は多少プレッシャーがある環境のほうが頑張れそうな性格だ」と思うならば、地元で暮らしながらの婚活を検討してみるといいかもしれません。

とはいえ、コロナ禍が落ち着いた後、世の中がどうなっているかは予想がつかない部分があるので、現時点で人生の「定住地」を決心するのは、なかなか難しいだろうと想像します。婚活には「絶対にこうすべきだ」という決まりはありませんし、「違うかも」と思えば、別の方法を試してみるのも自由です。しばらくは地元と東京で2拠点生活をしながら、双方の場所で、色々なタイプの出会い方にチャレンジしてみるのが最適解かもしれませんね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「29歳 女性 独身 東京に居続けるか、地元に戻るか」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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