高学歴な女だからモテない。どう振る舞えば恋人ができる?

恋活小町

「学歴つけたせいでモテません」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。23歳のトピ主さんは旧帝大出身で、「男性からのウケがとても悪い」ことに悩んでいます。「初対面は結構リアクション良いことが多いのですが、話せば話すほど引かれてしまいます」とのこと。どう振る舞えば恋人ができるのか、高学歴女性はやはりモテないのか、という2点について問いかけています。

「賢いこと」そのものより「脅かされること」を嫌う傾向がある

まずは、高学歴女性はモテないのかについて。個人差は大いにありますが、全体の傾向として見るならば、男性は女性に従属する立場だった歴史をほとんど持たないため、「女性に見下されるのが好きではない」「主導権を握りたい」という人が多いと言えるかもしれません。相対的な問題なので、「学歴が高いこと」というよりは、「自分よりも女性の学歴が高いこと」が気になる人が多い、と推測できるでしょう。

さて、トピ主さんが今後どのような恋人を、どう見つけていくかについては、以下の二つの方向性があるかと思います。

(A) 「自分の賢さに魅力を感じてくれる男性」に的を絞って、積極的に探す
(B)適度に気を使いながら、「出会えた男性」とうまく交際していく

まずは(A)から。世の中には、賢い女性が好き、尊敬できる女性と一緒にいたい、という男性もいないわけではありません。大学で出会った友人以外からは、「お前のロジカルな点が嫌い」「考えすぎなところが面倒だ」とよく言われる……とのことですが、それならば「大学の友人やそのツテから恋人を探してみる」のも一案では? あるいは、勉学とは全く違うジャンルに価値を置いている人も、ライバルにならない分、相性は良さそうです。ただし、全体の傾向を考えれば母数が限られるので、自分から積極的に、かつ明確に的を絞って接点を作っていかなければ、いつまでたっても出会えない、というネックはあるかもしれません。

続いて(B)。「自分より高学歴でも構わないが、こちらの立場やプライドを脅かすような言動をされるのが嫌だ」という男性も多くいます。この点に配慮し、女性側が「相手のプライドを丸潰しにしないよう、ちょっと気を使いながら関係を保っている」ケースも実際に少なくないようです。その是非をどう考えるかはさておき、母数が増えることでの出会いやすさや現実的な状況を考えるならば、「高学歴という事実そのものは気にならないという男性と、多少気を使いながらやっていく」形も、ひとつの選択肢としてはあるかと思います。

恋愛的な賢さとは?

男性の場合、恋愛や結婚でも「学歴」は大きな武器になるのに、女性の場合は有効な武器にならないのは、なぜなのか? そう世に問いたい気持ちは非常によくわかりますが、トピ主さん個人の問題解決を考えるなら、視点を変えてみるのはお勧めです。高学歴女性には「有能な男性と接点が多い」というアドバンテージもあるし、社会的に活躍でき、“充実した人生を送る力”も備えている。「自分が持っているもの」を存分に活用して、誇り高く生きていく方向に注力するのは、ひとつのすてきな生き方だと思います。

いや、それでは満足できない、高学歴でも世間一般的にモテる女性になりたいんだ……ということならば、“恋愛的な賢さ”を磨いてみるのも一案です。多くの人に恋愛的に望まれることを「モテる」と定義するならば、モテる人は男女問わず、ある意味で「賢い」です。相手が求めている言動、喜ぶ言動をしてあげたり、態度に緩急をつけて心を揺らしたりして、賢く相手の心をつかむ言動をする。最近よく耳にする“あざとかわいい”というのも、つまりは賢くモテようとしている姿だと言えるでしょう。

自分の本当の「目的・願望」を考え直してみよう

投稿によれば、トピ主さんはある男性が「俺はまともな人間だと思う」と言った際、ロジカルに反論したことで嫌な顔をされ、「これだから高学歴は」と返されてしまったそうですね。「思慮の浅い発言をされると、どうしてもイラッとして異性として見れなくなってしまい、論破モードに入ってしまう」とのことですが、そのことで手に入るのは「思慮の浅い男性を論破した」という達成感のみ。「それが私の欲しかったもの・目的なのだろうか?」という点は、ぜひ考えてみるといいと思います。

恋愛的に賢い人は、多くの異性を夢中にさせたり、競わせたりすることで自信を磨き、本当に狙っている相手の注目も集める……なんてすべも知っています。「モテたい」という目的があるときに、「ターゲット以外の男性には嫌われてもいい態度を取ること」が有効なのかどうか、トピ主さんならばきっと理解できるのではないでしょうか。

「そんなに戦略的になってまでモテたくはない。自分らしく自由に振る舞っていたい」と思うならば、それも賢明な選択です。「“この私”を好いてくれる人に出会えたらラッキー」くらいのスタンスで、自然体で生きていく道もあります。多少相手に合わせてでも、望む異性に好かれる人生が欲しいのか、それとも自分らしさ全開に、思うまま自由に生きていきたいのか――。いざという場面で、自分がどちらを優先したいのか、本当に求めているものは何なのかを自覚することが、分かれ道になるように思いました。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「学歴つけたせいでモテません」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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