不器用なのか、自己チューなのか…結婚の迷いを語る男性の本心は

恋活小町

「不器用と自己中心の違い」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。27歳のトピ主さんは、2年になる33歳の彼氏との交際を継続するか迷っています。半年前、聞いてもいないのに「君との結婚は迷っている」と言われ、以来、トピ主さんは「不信感にも似た不安」を抱くように。相談した友人は「不器用な人なのでは」と言っていたものの、トピ主さんには自己中心的とも思え、「この彼をどのように見ればいいのか……」と問いかけています。

“禅問答”をするのは、自分自身が迷っているから!?

トピ主さんが本気で別れを宣言したところ、彼は涙を流して「別れたくない」「結婚など考えなければ君は最高の人だ」と訴えてきたとか。彼の主張はまるで“禅問答”のようで、「結局、何が言いたいわけ? どうしたいの?」と問い詰めたくもなりますよね。でも、そうしたところで、おそらく明確な答えは返ってこないでしょう。なによりも彼本人が、結婚に対して迷っている気がします。

一度も結婚の圧力などかけていないし、そもそも結婚をあまりイメージしていない時期に、先に結婚の話題を出してきたのは彼のほうだったそう。その後、彼に対する不信感が募ったトピ主さんが別れの意思を口にするようになると、彼は「そんなこと言われたらなおさら(結婚を)決意したくなくなる」と、こちらの責任のように言ってきた……という記述も見られます。

推測するに、彼は自分の願望や社会的立場に焦点を当てて、あれこれと考えすぎるタイプで、そのあたりがトピ主さんには自己中心的に映るのかもしれませんね。女性の結婚観に対しても少しうがった見方をしており、「結婚してくれる男なら誰でもいいわけ?」などと“あまのじゃく”的に捉えている可能性も感じます。以前にも結婚話がきっかけで別れた元カノがいたそうですが、そうした経緯から、「女性は結婚を迫ってくるもの」という思い込みがあり、その強迫観念から今回、結婚の話題を“先出し”してきたのだとしたら、確かにちょっと不器用な一面があるのかもしれません。

最初から遊び目的の男性であれば、もっとスマートにかわすように思いますし、そもそも真剣交際を避ける傾向もあります。きちんと2年間交際していた状況があるならば、彼は結婚にひどく抵抗感を持ってはいるものの、友人の言うように「トピ主さんを好きな気持ち」はそれなりにあるように感じました。

男性の「結婚の迷い」にどう向き合う?

とはいえ、トピ主さんが結婚を望むならば、このままにはしておけないですよね。男性の「結婚の迷い」にどう対処するといいかはケース・バイ・ケース。ただ、女性としては、総じて気持ちを強く持ち、うろたえずに冷静に対処できるほど、自分にとって最良な選択をしていけるケースが多いように思います。

たとえば、今回のように「君との結婚を迷っている」と言われたら、「傷つかないから“迷っている理由”を正直に教えてほしい」と冷静に聞いてみる。その理由が「どうにかできる類いか」を知ることで、自分の進路を決めていけるからです。

結婚を迷う理由が「年齢」、つまり「もうしばらく独身を満喫したい」「○歳頃に結婚したい」などと考えているならば、待てる年数かどうかを具体的に検討できますよね。あるいは「稼いだお金は自分で使いたい」「今の収入では不十分」といった金銭的な理由や、「ひとりの時間が欲しい」「束縛されたくない」などと結婚にネガティブなイメージを持っているのが迷いの理由ならば、その深刻さの程度を測ったり、対処につながる有効な情報や変わる可能性を探ったりすることも可能です。

ちなみに今回のケースでは、「君と結婚はしない」ではなく「君との結婚は迷っている」と言っているので、人によっては「私との結婚を“考えては”いるのだな」と前向きに解釈する人もいるかと思います。その上で、男性の迷いは問い詰めず静観し、異動や引っ越しのタイミングで軽く持ちかけてみたり、男性の家族や友人と交流を深めたり等々、ジワジワと“外堀”を埋めながら結婚に向けて引っ張っていく……なんて実例も少なからずあることは書き添えておきます。

本気の覚悟をすると、相手の本心は見えてきやすい

この半年間、何度も「別れる、別れない」のやりとりをしてきた様子のトピ主さん。この状態を本気で変えたいならば、キッパリと関係を断ってみるのも一案です。

「行動」はなにより正直なもので、言葉ではどんなに「別れたくない」と言っていても、自分からは連絡をしてこない、会おうという努力もしない……となれば、彼のなかでは「トピ主さんと一緒にいたい<結婚をしたくない」ということなのだと判断していいと思います。

逆に、彼が「トピ主さんを失いたくない」と気づき、大切さに気付いて必死に行動をしてくるならば、二人の関係性や将来展望に変化が表れる可能性を感じます。ただし、トピ主さんが「私と結婚するつもりがないなら別れる」という“本気の覚悟”を持っていなければ、また今の状況に戻ってしまいかねないのでご注意を。彼との関係に最終結論を出す勇気が湧いてきたタイミングで、“本気の行動”をしてみるといいように思います。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「不器用と自己中心の違い」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)
フリーライター

哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。