老後が不安なので子供は持ちたくない…彼と意見が合いません

恋活小町

「老後の生活費が不安なのに、子供が出来てもOKという彼」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30歳代後半のトピ主さんは、入籍予定の40歳代前半の彼が「子供ができても構わない」と発言したことに不安を覚えています。「老後の生活資金2000万円なんて到底無理」と言いながら、多くの趣味にお金をかけたいという彼。それでいて老後資金も確保し、子供も育てていこうだなんて、「あまりにも算段が甘いのでは?」とトピ主さんは主張しています。

言いにくいことも論点をずらさず伝えていこう

大学までの学費が何千万円もかかるのに、子供ができても構わないという彼の意向を聞いて、トピ主さんは「どこにそんな余裕があって、何をアテにしているのか」と彼への不信感を吐露しています。指輪や豪華な結婚式は不要と伝えても、彼は「せっかくだからお金をかけよう」と言うそうですね。まずは投稿内容から、トピ主さんの要望を具体的に整理してみましょう。

(1)子供を持たない夫婦でいたい

のちの投稿には「親との兼ね合いが悪く、メンタルも体もタフな方ではないため、もともと子供を欲しいと思ったことはない」といった記述があり、お金がどうこうという前に、トピ主さんにはそもそも「子供を持ちたくない」という考えがある様子。その意向はまだ彼に伝えていないそうですね。「40過ぎた今から子育てするの? いや、私に(育児を)してもらえばいいと思っているんですよね」といった批判的な言及もあり、“なし崩し”的な家族計画はしたくないという慎重な姿勢が読み取れます。

そのような希望があるのなら、お金の問題などに論点をずらさずに伝えるのがベターだと思います。言いにくい内容ではあるでしょうが、子供の有無は、結婚において非常に重要な要素です。本音とは異なる理由で説得したり、ごまかしてうやむやにしてしまったりすると、あとから深刻な衝突を招きかねません。「お金も心配だけど、お金があろうとなかろうと、私の人生観として子供を持つことは考えていない」と早めに話しておいたほうが、トピ主さん自身も安心して結婚話を進められることでしょう。

(2)身の丈に合った暮らしをして、老後資金や介護資金を捻出したい

トピ主さんは元々結婚願望が薄く、恋人はいてもシングルで生きていくつもりだったとのこと。「一緒になったら楽しそう」と思えたからプロポーズを受けたものの、まだ見ぬ子供よりも、老後の生活費や(親や自分たちの)介護資金のほうが大事だと考えています。要約すると、このまま共働きで貯金を増やし、ぜいたくはせずとも、時々は趣味などを楽しみながら、二人で安心感を持って歳を重ねたい……といった展望があるようですね。そうした人生プランも、子供の有無と併せてきちんと伝えてみるといいと思います。

(3)「お金はどうにかする!」という気概を、彼に見せてほしい

「結婚資金は出す」「子供ができてもいいように準備する」と彼が発言した時には、頼もしいとトピ主さんは思ったそうですが、将来への不安は解消されなかった様子。「彼の感覚が『どうにかなるだろう』じゃなくて『どうにかするぞ』ならいいのですが……」といった記述も見られます。

彼が熱心に節約行動を始めれば、不安は多少軽減するかもしれませんが、今の時代、「将来不安の要素」は、挙げようと思えばいくらでも挙げることができます。生まれた時代や、家族、パートナーを恨みがましく思ったり、窮屈でうつうつとした日々を過ごしたりしないためにも、不安感との上手な付き合い方はぜひ体得していきましょう。

不安には具体的に対処をし、「二人の共通目標」を作っていこう

そのためにはまず、「不安は自分の心が生み出しているもので、コントロールできないものではない」という認識を持つこと。その上で、不安を不安として、ただ放置しておかないことが重要です。

例えば、「老後2000万円」といった漠然とした情報をうのみにせず、「自分たちの老後にはいくら必要か」をより具体的に算定してみるのがおすすめです。暮らす場所や地域の物価、持ち家の有無、年金額などによって、老後に必要な費用は、個人差がとても大きいです。専門家に相談してみるといいですし、できるだけ詳細に把握しておけば、結婚後の生活が組み立てやすくなるでしょう。

「定年後に少額の収入を得られる方法」を検討し、そのために必要な資格や特技の勉強を始めてみるのも一案です。老後に向けて、今からいろいろな準備をしておけることが分かり、また、そのための具体的な行動を始めていけば、将来への不安感は随分軽減できると思います。

また、彼の希望であるガレージ付きの一軒家など、「結婚後にかなえたいこと」を双方で出し合い、必要な額を算出した上で、一緒に優先順位を付ける作業をしてみるのも有効です。お互いの理想をただぶつけ合うのではなく、かなえたい暮らし方の「共通認識や目標」を二人で作っていければ、そこへ向けて一緒に頑張っていこう、という意識が芽生えることでしょう。

ともに人生を歩んでいこうと思い合える相手がいる喜びや、助け合える存在がいる心強さを大切にしながら、「不安に負けない心持ち」もぜひ育てていってくださいね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「老後の生活費が不安なのに、子供が出来てもOKという彼」 

外山ゆひら(とやま・ゆひら)

 フリーライター。哲学や心理学、芸術文化の分野に関心が高く、対人関係やコミュニケーション、生き方に関する記事を中心に寄稿。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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