「俺と仕事どっちが大事なの?」という彼との結婚は厳しいでしょうか…

恋活小町

「俺と仕事どっちが大事なの?」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。結婚を考えている相手がいるものの、仕事との狭間はざまで悩んでいる30歳のトピ主さん。「自営業でイチから頑張ってきた仕事のため、簡単に手放せない」と思っていますが、彼のほうは「今の働き方では無理」「セーブしろ」「俺や子供と仕事どっちが大事なの?」の一点張りだとか。いずれ仕事を続けさせてくれなくなるであろう彼との結婚は厳しいでしょうか……と問いかけています。

自分を優先してくれないことへのいらだちや、“男のメンツ”の問題も!?

彼に家計を支えてくれる覚悟があることには感謝しているものの、トピ主さんとしては、「君がやりたいことなら頑張ればいい。僕も頑張るから(中略)、一緒に頑張る方法を考えようと寄り添ってほしかった」と感じているそうです。しかし、彼は「仕事がそんなに好きなら一生、仕事だけしていれば?」と冷たい言葉を投げかけてきたとか。

悩んだトピ主さんが別れを提案したところ、譲歩の姿勢を見せたそうですが、仕事をセーブしてほしい気持ちは変わらない様子だし、初めの頃とのあまりの意見の変わりように、「今、(彼を)信じたとて、徐々に意見が戻るのではないか」という疑心暗鬼が生まれているようです。

投稿を読む限り、彼が「女性側が仕事をセーブする結婚生活」を望んでいるのは明らかなようですね。家庭の時間を確保するために、住む場所の検討を頼んでも、彼は聞き入れようとしない。15分程度の距離すら譲歩しないということは、彼にとっては「自分の望む結婚生活をかなえることトピ主さんと結婚すること」という優先順位なのでしょう。そう考えれば、「仕事を続けたい気持ちは、ただのわがままなのか」「『俺と仕事どっちが……』と言わせてしまった私にも問題があった」などと、トピ主さんが思い悩む必要はないと思います。

それに、今回の件は気持ちの面も絡んでいる印象を受けました。「仕事を続けていくための協力はできないけど、(トピ主さんが仕事を)セーブした上での育児の協力はできる限り頑張る」といった彼の発言からは、「仕事よりも俺を優先してほしい」という感情が見え隠れします。それこそが愛情で、結婚相手にはそういった愛情を注いでほしい……と思っているのかもしれませんし、「女の仕事より、男の仕事のほうが重要だ」といったプライドやメンツの問題もあって、住む場所を譲歩しなかったのではと推測します。

察するに、彼は「俺が面倒を見るから、俺を一番に考えてくれ」という価値観の持ち主なのかもしれませんね。それが良い悪いという話ではなく、相性の問題と言えるかと思います。

「結婚より仕事を選んだ」わけではない、と理解しよう

その後の投稿で、彼との別れを決めたと報告しているトピ主さん。「私のような者は結婚しない方がいいかもしれない」といった心境もつづられていますが、ここから幸せに生きていくためには、「結婚より仕事を選んでしまった」という認識を持たないことをお勧めします。単に「今回の彼との結婚より、仕事を選んだ」だけ、と捉えていきましょう。

今回の件で「仕事をする自分を受け入れてくれる男性」が望みだと気づけたのは、大きな収穫。その条件を満たすパートナーに出会えた際に、有り難みも感じやすいことでしょう。仕事のしかたについても、将来的に家族との時間を多く過ごせるような業務体制を作らなければ……という気づきがあったようですし、振り返ってみたときに、「あの気づきがあったから、人生をより良くできた」というターニングポイントにもできそうですね。

将来、今回の決断を後悔しないためには?

少し前までは、「女性が結婚のために仕事を諦める」ことが当たり前だった時代もありました。無論、「結果的に家庭を選んで良かったわ」という人もいるでしょうが、誰かに強いられるのではなく、自分で選択できる時代に生まれた。その事実を、肯定的に捉えていくといいと思います。

ただ、自分で選んだ分、世の中のせいにはできないので、この先、後悔の念に駆られてしまう瞬間があるかもしれません。人生はとても長く、紆余うよ曲折もあるもの。良い相手がまだ見つかっていない時期に、仕事がうまくいかなくなるようなことがあれば、「こんなふうになるなら、あのときに結婚しておけば良かった」などと思ってしまうかもしれません。

それでも、目いっぱい悩んだ結果、仕事を捨てなかった自分のことを否定しないであげてくださいね。「あのときの私には、彼との結婚より仕事が大事だった。仕事を選んだから得られたものもあった」と捉えていきましょう。人は過去の選択を振り返るとき、どうしても「失ったもの」に目を向けがちですが、「その選択肢で得たものがあること」をしっかり確認していくと、後悔が少なくなるかと思います。

とはいえ、ひとつの価値観に固執する必要もありません。年齢を重ねるなかで少しずつ気持ちや状況が変わり、「仕事は少しセーブして、プライベートも大事にする自分になりたい」と思うようになる日が来るかもしれません。そのときには、「柔軟に変わること」を自分に許可してあげてくださいね。

世の中には、トピ主さんが懸命に取り組んできた仕事を通じて、喜びや満足を得ている人がいる。その存在を忘れずに、自分への誇りや自信にしていきましょう。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「俺と仕事どっちが大事なの?」 

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外山ゆひら(とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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