「非癒やし系」なので独身です…キツい言い方を直したい!

恋活小町

「キツイ言い方を治したい、自己主張が強過ぎる」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、恋愛相手や仕事相手に対して厳しい物言いになってしまうことに悩んでいます。恋人とはきちんと意見を交わしたいのに、たいていの相手は根負けし、「付き合い切れない」と言われてしまうのだとか。「このままでは一生独り」という思いもあるので変わりたい、癒やし系で周りから好かれる人はどんなことに気をつけているのか……と読者にアドバイスを求めています。

恋人にばかり、当たりが厳しくなる理由は?

投稿によれば、トピ主さんは友だちや女性が相手なら追い詰めずにいられるのに、彼氏や仕事相手にはキツくなってしまうとのこと。実は、恋愛の相談では逆のパターンもよくあるのです。「友だちには素を出せてキツいことも言えるのに、恋人や好きな人には何も言えなくなってしまう」というタイプの人ですね。

両者はどこが違うのか。なぜ“その相手”にはキツく接してしまうのか。投稿には「恋愛では、素を出せない相手とはやっていけないという思いが強く、求め過ぎている」との記述が見られます。おそらくトピ主さんは、恋人に対し、「自分をわかってほしい」という思いが強いのでしょう。自分のすべてを正確に理解してほしい、それこそが愛情だと感じているのかもしれませんね。

逆に、「恋人にだけキツい態度ができない」という人は、自分に自信がなかったり、素の部分を見せるのが怖かったり……という傾向が強いです。トピ主さんと同様、「本当の自分をわかってほしい」という気持ちがあるけれど、幻滅されたくないから自然に振る舞えない、という葛藤を抱えやすいのです。

両者とも「自分をわかってほしい、大切に思ってほしい」という気持ちを相手にまっすぐに伝えられていないのは共通です。トピ主さんのような前者のタイプの人は攻めたててしまい、後者のタイプの人は内に抱え込んでしまう。気持ちがうまく伝わっていないために、どちらも望んでいない方向に話がこじれ、関係が悪化してしまう悪循環が起きやすい……と推測できます。

「感情ことば」を使い慣れていこう

理詰めで主張し、相手を追い詰めてしまうことが多いというトピ主さん。例えば、デートをドタキャンされると、「怒る、説教、ネチネチ」をやりすぎて、謝っている彼を追い詰め、音信不通にされてしまうそうです。

こうした状況を変えるためには、「感情ことば」を使う癖をつけていくのがおすすめです。物分かりのいいふりをする必要はないのですが、相手の行為に対する“自分の気持ち”を伝えるようにすると、相手を追い詰めるような会話にはなりにくいです。例えば、デートをドタキャンされた際も、「大事にされていないみたいで嫌だ、傷ついた」「楽しみにしていたから寂しい」等々、自分の気持ちをまず伝えます。

自分の気持ちがよくわからないときは、「どうして、こんなにイライラしているんだろう?」といったん立ち止まって、自分の心に向き合ってみる。言葉がすぐに出ないときは、急いで返事をしなくてもいい、と心得ておきましょう。

それに、恋人とはいえ、究極的には相手の行動や決断を責めたり、縛ったりする権利はないですよね。そこを責めるような言い方になっているために、相手が会話をシャットアウトしてしまうのかもしれません。「『私はあなたの行動に対してこう感じた』という内容なら、正々堂々と主張できる!」なんて考えてみるのも一案です。

「情緒が安定している人」は結婚向き

「キツイ言い方を治したい」のことですが、舌鋒ぜっぽう鋭い人は、実は面白がられることもしばしばあります。ただし、それが「話す相手に対しての“攻撃”ではなく」かつ「情緒が安定した状態で話していれば」です。その場合、言葉のキツさはマイナスポイントにならず、時にその人の魅力や個性になることもあります。「恋人とはちゃんと意見を交わしたい」という望みについても、落ち着いて話し合えるならば、相手もそこまで負担に感じないことでしょう。

もし思い当たる部分があれば、今後はまず“情緒を安定させる工夫”をしてみると効果があるかもしれません。もし激しい感情が込み上げてきたら、相手にぶつける前にいったんブレイクを入れるようにしてみましょう。深呼吸をしたり、温かい飲み物を飲んだり、洗面室へ行って鏡を見たり等々、ひと息入れる行動がおすすめです。5分程度でいいので、その時の感情から目をそらし、別のことをしてみるのです。少し激情が収まれば、「自分はなぜ怒りを感じたのか」「相手に本当に伝えたいのは何か」という点を見つめ直すこともできるでしょう。

情緒の揺れが小さくなれば、ドタキャンをされたとしても「予定を振り回されるのはいい気分がしないから、今度ちゃんと埋め合わせして」とひと言で終わらせられるかもしれないし、たまには「ムカつくから、ちょっと頭冷やしてもらおうっと」と返事をしばらく控える等々、今よりも余裕のある対応ができるようになることが期待できます。

大切な人との関係を守っていけるよう、よろしければぜひ「感情ことば」や「ひと息つく習慣」を意識してみてくださいね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「キツイ言い方を治したい、自己主張が強過ぎる」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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