「他人と暮らすストレス」が強い。このままでは結婚できない?

恋活小町

 「他人と暮らすストレス」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳の女性。「何かあったとき怖いという理由で一人では暮らせない」ため男性と同居していますが、「他人と暮らすことにものすごくストレスを感じてしまう」ことに悩んでいます。これまでの交際を振り返っても、「一人じゃなきゃ駄目な時間があることを理解してくれる人」はなかなかいないとのこと。「結婚して幸せな家庭を築けている人が羨ましい」「どうやって相手を受け入れたらいいのか」と問いかけています。

人と暮らすことにストレスを感じてしまう人の傾向

 「ものすごくワガママ」で「色んなことに過敏」と自己分析されているトピ主さん。他人と暮らすことに多大なストレスを感じてしまうのは、「自分の好きなように過ごしたい思い」が強い一方で、「ワガママに振る舞いきれない人」に多いように思います。

 本当に“我がまま”になれる人は、他人と一緒に暮らしていても比較的、自由に振る舞いますし、自分の時間が欲しくなれば、ふらりといなくなるなどマイペースを貫くので、耐えられないほどのストレスにはなりにくいのです。他人との摩擦に敏感で、「誰かと一緒に暮らしていると自分のしたいことができない!」と感じる人ほどストレスは大きくなりやすい、と言えるでしょう。

期待に応えられない“負い目”もストレスに!?

 トピ主さんは、「他人と一緒に寝ること」が一番のストレスだそうですね。一緒に寝ると相手のいびきなどで寝不足になり、体調を崩して仕事に影響が出てしまうことも。「スキンシップも極力避けたい」「ひとりで眠りたい」ものの、それを理解してくれる男性はなかなかいない。現在の同居相手からも、「同じ布団で寝たい」と何度も言われているそうです。

 おそらくトピ主さんは「スキンシップ=愛情」だと感じる度合いが低く、また、パーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間)もそれなりに広いのでしょう。「人間としての何かが欠落しているのか」とのことですが、異性とのスキンシップがあまり好きではない人も一定数いますので、自分だけが変だと思う必要はありません。もしかしたら「恋人の期待に応えられない」という負い目もまた、ストレスにつながっているのかもしれませんね。

 だからといって無理して一緒に寝て、仕事に支障が出るようなことが続けば、ストレスは今以上にまり、彼との未来にもどんどん後ろ向きになってしまうでしょう。そう考えれば、「トピ主さんがひとりで眠ることは、ふたりの良好な関係維持のために必要なこと」だとも言えます。「別々に寝ることが、いかにトピ主さんの気持ちや恋愛関係をいい状態に保ってくれるか」について、彼にプレゼンをしてみるのもひとつです。

 「もっと現実的に折り合う形を探したい!」ということならば、「最初は彼のベッドに一緒に入り、いびきをかき始めたら、そっと別の部屋へ移動して自分のベッドで眠る」といった折衷案もあります。でも、それも毎日では疲れてしまいますよね。「週末だけはそういう時間を持つ」などメリハリをつけて、お互いの要求のバランスを取ってみるのも一案です。

「ひとりの時間が欲しい」という人は少なくない

 「ひとりになりたい時間があるのは、何らおかしいことではない!」と真に理解することも、ストレスを減らす助けになると思います。未婚・既婚問わず、「ひとりの時間が欲しい」と口にする人はたくさんいますし、どんなに仲の良い家族だって、一緒にいるのがわずらわしいな、と思ってしまう瞬間はあるもの。たまには少し距離を取ったほうがいい状態が保てる、という関係性も少なくありません。

 また、“ひとりの精神状態”になれる場所を確保しておくのもお勧めです。互いの自室を持つのがベストだと思いますが、トイレやベランダでそうした時間を確保している人もいます。家の中が難しければ、お気に入りのカフェなど外で探してみるのもひとつ。

 ちなみに、「飛行機や新幹線のグリーン席に乗っているときが一番、“ひとりになりたい欲”がかなえられる時間」だと教えてくれた既婚の友人もいました。そうして時々は上手に息抜きもしながら、共同生活の楽しさやいいところを享受している人も少なくない、ということです。

 彼が寂しがるならば、常に一緒にいたり、スキンシップをしたりすることではない形で、トピ主さんなりの愛情表現をしていきましょう。それを受容するかは彼次第ですが、少なくとも「私はこう感じる、こういう関係だとうれしい」ということは、根気強く伝えていくといいと思います。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「他人と暮らすストレス」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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