“義理の家族”が苦手で、結婚に不安を感じています……!

恋活小町

 「婚約者の家族と家族にならなければいけないのか、不安です」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。同居中の彼氏と先日婚約したトピ主さん。互いの両親へのあいさつについて話し合った際、“彼の家族が苦手”なトピ主さんが彼の実家に泊まりたくない旨を伝えたところ、彼は「いつも自分の家族を嫌うようで嫌な感じ」と不機嫌に。トピ主さんは、今後も同じもめごとが続くような気がして不安を感じており、「結婚相手の家族とどれくらいの距離感で接していますか?」と読者に意見を求めています。

「自分の家族のほうが大切」なのは、お互い様

 彼の家族が苦手な理由は、「自分の家族がちゃんと見ていてくれながらも放任なのに対し、彼の家族は過干渉な感じがする」からとのこと。加えて、彼の実家は2世帯住宅で、連絡が頻繁にあり、こまめに帰省しているのに将来的に帰ってきてほしそうな態度を見せることなどから、結婚に対する考え方も違うと思う……と持論を展開しています。

 義理の家族との関係について、「自分の家族と同じやそれ以上には絶対になれないと思う」とのことですが、「義理の家族を自分の家族と同等に大切には思えない」というのは、特別な事情があるケースを除けば、かなり一般的なことではないでしょうか。それは彼のほうも同じで、彼にとっては大切な家族だからこそ、トピ主さんの言動に対して不機嫌になったのでしょう。

 無論、彼にとって大切な家族だからといって、トピ主さんが心から好きになる必要もなければ、彼と一緒にどっぷり付き合う義務もありません。しかしながら、彼の家族に対する思いや行動は制限しないよう心がけたほうが、円満な結婚生活は維持しやすいようには思います。

“食わず嫌い”なら、試してからでも遅くないかも?

 過干渉な“感じがする”、将来的に帰ってきてほし“そうにする”……等々、投稿を見る限り、彼の家族への嫌悪感は直接関わって生まれたものではない様子。あくまで彼越しに見る実家の印象から、自分に合わなそうだと感じているのかなと推測しました。

 もし、そのように“食わず嫌い”の状況なのであれば、いったんは“試食”してみるのも一案です。他ならぬ結婚したい相手の家族ですし、「自分には合わない」と判断するのは、多少歩み寄る努力をしてみた後でも遅くはありません。そうしてみて「やっぱり苦手だ」と思ったならば、遠くに住んでいるわけですし、最低限の付き合いで済ますこともできるでしょう。

 それに、彼の家族に直接会って優しくされたら、心象が変わってくる可能性もあります。価値観が違う部分があっても、お互いに最低限、人として思いやり合える言動がとれるならば、親密にはならずとも、適度に円満にやっていくことはできると思います。

今後への不安を解消するためには

 彼とは一応、仲直りをしたものの、今後のことが不安だというトピ主さん。改善を目指すならば、(1)落ち着いて話し合う(2)深刻に捉えず、いったん流してみる――のどちらかの方法がおすすめです。

 まず、(1)ですが、感情的に嫌っているのではなく、「彼の家族とは価値観が違うと感じていること」「干渉し合わない関係が理想であること」などを、まずは落ち着いて彼に伝えてみましょう。彼も前回よりは理解を見せ、折り合えるポイントを提案してくるかもしれません。その場合は、許容できる妥協点を探ってみるのも一案です。

 ただし、問題をトラブルとして抱えやすく、プレッシャーを感じやすい性格のカップルの場合、話し合うことで問題がより深刻になってしまうことも。その可能性を感じるならば、(2)がおすすめです。今回は旅館に泊まることになったし、一応の仲直りもした。であれば、この問題は今後、具体的な検討事項が出てきてから考えてもいいわけです。その折には、状況や環境の変化により、彼の家族の態度や、自分や彼の考えが変わっていた、なんてことも十分あり得るでしょう

「自分は、どんな家族になりたいのか?」を考えてみよう

 また併せて、「結婚して、どんな家族になりたいのか」もしっかり考えてみましょう。家族のありように「絶対にこうあるべき」というルールはありません。大事なのは、自分と相手がどうしたいのか。「常に一緒に行動するような家族になりたい」のか、「楽しい雰囲気の家庭を作りたいのか」のか、「お互いの自由やペースも大事に、自分らしく寄り添える家族」を目指すのか、「子育てなどをあまり親に頼らずにやっていく自立した家族」になりたいのか……等々。

 大きな目標が定まっていれば、取るべき行動指針が決まりやすいですし、それを彼とかなえていくにはどうしたらいいのか、彼が相手で本当にいいのか、といったことも見えてくるでしょう。

 迷いや不安は、結婚という重大な決断の際にはつきもの。マリッジブルーの一種かも? なんて俯瞰ふかん的に捉えつつ、目指す家族像について、そして「今ある状況下で自分はどうするのが最善か」について、しっかりと吟味する時間を設けてみるといいと思います。納得して結婚できるといいですね。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「婚約者の家族と家族にならなければいけないのか、不安です。」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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