女性から告白すべき? デートはしているのに進展しません

恋活小町

 「女性からの告白はうれしいでしょうか」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「7月末に婚活パーティーでマッチングした2歳年上の男性に片おもいしている」という20歳代後半のトピ主さん。これまでに5回会いましたが、デート代の大半を彼が支払い、デートのために有給休暇を取ってくれたこともあったそうです。とはいうものの、彼が自分に好意を持ってくれているのか自信がなく、「12月を期限と決めて彼からの告白を待つか、私から告白してしまおうか」と悩んでおり、アドバイスを求めています。

早めに白黒をつけたい? それとも成就まで粘りたい?

 告白は通常、相手との関係を前向きに一歩前進させるためにするもの。書面を交わすわけではないですが、軽い契約関係にも近く、他の異性を見ずにお互いだけだと誓い合い、場合によっては将来を考えるといった約束も暗に含まれています。その約束をしたいと思えるほど、双方の好意が高まっているか。双方が「関係を一歩前に進めたい」と思っているか。そのタイミングを読み間違えると、“成就する告白”にはならないケースが非常に多いです。

 トピ主さんが近々告白したいのは、「彼が自分に好意を持ってくれているのか自信がないから」なのですよね。自分の不安を解消するために告白を“してしまおう”ということならば、うまくいく可能性はあまり高くないように感じました。

 もちろん、「とりあえず告白して、ダメならさっさと終わらせて次に行きたい!」ということならば、自分の好きなタイミングで告白してみてもいいと思います。しかし、成就を目標にするのであれば、不安を解消するためにイチかバチかの“告白爆弾”を投げ込むより、彼の好意が1ミリでも高まるよう地道な努力をコツコツと続けたほうが、結果的に成就につながる可能性は高いと思います。

 今うまくいかないなら、あきらめてさっさと次に行きたいのか。それとも、もう少し粘って成就を目指したいのか――。どちらが良い悪いということもないので、「自分がどうしたいのか」を熟考し、まずはそのスタンスを決めるといいでしょう。

双方の好意がアンバランスだと、告白はうまくいきにくい

 一方的に彼のインスタグラムのアカウントを知った、というトピ主さん。彼は忙しいと言いながら、接待や食べ歩きなどをしている様子で、「#美味おいしい#楽しいなど(のハッシュタグを)つけていてイライラします」とのこと。

 さらに、連絡頻度は数日〜1週間に1回程度で、「LINEを私が送って彼が返すか、既読(読みましたサイン)をつけて終わり。電話はしません」とのこと。デートも1回目だけは彼からの誘いで、残りの4回は私主体で進めた……といった数々の記述を見る限り、明らかにトピ主さんのほうが“前のめり”であることが伝わります。

 これだけトピ主さんのほうから働きかけをしているのであれば、多少なりとも好意は伝わっているはず。「トピ主さんから彼への関心度>彼からトピ主さんへの関心度」という状況では告白はうまくいきにくいです。成就を目指すならば、当面は「せめて同じくらい自分に関心を持ってもらえるところまで持っていく」のを目標にしてみてはいかがでしょうか。

 具体的には、「彼のほうからも自発的な連絡が来る状況を作る」「彼からの誘いと、こちらからの誘いが同じくらいの頻度になるようにする」ことを目指す。そのためには今よりぐっとペースを緩め、連絡が来ない、誘われないからと言って、しびれを切らして自分から連絡したり、誘ったりするのをやめる必要があります。

 彼のSNSを詮索する行為も、「こちらから彼への関心度」を高めてしまうだけなので、やめたほうがトピ主さんにとって有益でしょう。いったん「彼に出会う前の自分に戻ろう!」と決めて、元の生活に戻ってみるのも一案です。

「好意を伝えれば、距離が縮まる」わけではない

 「私も態度に出にくいのでもっと好意を伝えて心の距離も縮めたいと思います」という記述もありますが、「明確に好意を伝える=心の距離が縮まる」とは限りません。むしろ恋愛では、好意を伝えたことで相手から距離を取られてしまうケースも多くあります。

 自分が“相手との間に感じている距離”よりも近づいてこられると、人は不快に感じ、意識的あるいは無意識的に引いてしまうのが常。彼にとって今のトピ主さんは、「時々会ってデートを楽しみたい相手」だけど、まだ「日常生活でも寄り添いたいほどの近い距離」には感じていない様子です。その点は心得ておきましょう。

 とはいえ、「時々は会いたい相手」であることをプラスに捉えれば、絶望的な状況ということもありません。少し時間をかけて成就を目指す気持ちがあるならば、上述したように一歩ずつバランスを見ながら、彼の好意が高まるよう、お互いの好意が等しいバランスになるよう、“今までとは違ったスタンス”を実行していくのがベストではないかと思いました。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「女性からの告白は嬉しいでしょうか」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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