反対される要素ばかりだけど…。若くても結婚したい!

恋活小町

 「結婚の意味。若くても結婚したい!」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、アメリカで就職を控えた22歳の学生で、9か月前から日本との遠距離恋愛をしている恋人がいます。「彼氏彼女以上の結びつきがほしい」という理由から、今すぐ結婚したいと考えているものの、「日本とアメリカの終わりの見えない遠距離、交際一年未満、さらに若くしての結婚」となるため、トピ主さんは「反対されそうな要素満々」だと感じているそう。「結婚するのに一番必要な要素は何なのでしょうか」と問いかけています。

結婚「する」のは簡単。肝心なのはその後かも?

 彼とは将来の話もたくさんするし、長期休みにはお互いの実家に泊まり、親とも仲良くなった。しかしながら、「彼の気持ちは分かりません」とのこと。まだはっきりと彼の意思を確認はしていないようですね。何はさておき今回、まず初めにクリアにしなければならないのは、「彼の結婚への意思」ではないでしょうか。どんなに条件がそろっていても、二人の意思が合致しなければ結婚はできませんし、逆にどんなに逆風が吹いていても、二人の意思が固まっていれば結婚自体は可能になります。

 投稿内で「結婚には『十分な交際年月、十分なお金、適齢、性格相性、生活スタイルの相性、理想の人生設計が同じ』などの要素が必要とされているが、それらが無くても結婚は成り立つのでは」と持論を展開しているトピ主さん。

 確かに結婚を「する」だけならば、そうした要素は必要ないでしょう。しかし、結婚後の長い人生を考えたときに、上記のような要素が必要だと考える人が多くなるのだと推測できます。結婚は「する」だけで終わらず、「生活」として継続させていく必要があります。二人の生活がうまくいかなくなれば、当然ながら別れもあるわけです。生活していくとなれば、「人生設計」も大きく影響してきますよね。

 トピ主さんの思いを否定するわけではないですが、「結婚=強い結びつきを得ること」というよりは、その決意や絆を育てていく“過程”のほうに大きな意味があり、さらにその後の生活こそが、真に「結婚」と呼ばれるものだ――。そんなふうに考えてみてもいいのかなと思いました。

「急いで結婚したくてたまらない理由」を考えてみよう

 彼はまだあと1年半、学生生活が残っている状況とのこと。そのような中で、「なぜ今すぐ結婚したいと思うのか」についても突きつめて考えてみましょう。投稿を読む限り、「遠距離のままでも籍だけ入れたい」というよりは、今後アメリカで頑張って働いていくために、彼に近くで自分を支えてほしい!と思っているようですね。もしかしたら異国の地での就職や、国際間の遠距離で将来が見えないことに不安もあり、それを解消するために結婚を望んでいるのかもしれません。

 「彼といることは私にとって人生が良い方向に動く、と感じるので結婚したい気持ちがでてきた」という記述もありますが、「私のために彼にアメリカに来てほしい」というのは、あくまでトピ主さん目線の話。彼のほうは、どのような人生を思い描いているのでしょうか。どんな仕事を志しているのか、渡米して働く意思を持っているのか、その場合、いつをめどにしているか……等々。

 彼は「アメリカに来て同棲したい」という発言もしていたそうですが、それは卒業後の話をしているのかもしれないですよね。同棲と結婚では意味合いも大きく違います。今すぐ渡米して結婚となれば、彼は転校か留学か退学かという選択を考えなくてはなりませんし、就職先や就職する国を決めることも、人生を左右する大きな決断となるのは間違いないでしょう。

 お互いの人生に対する考えを知り、その上で譲歩し合ったり、努力し合ったりしながら、「二人で生きていく形」を見つけ出していく。そのように“人生を伴走しようとする姿勢”こそが、結婚に一番必要な要素のような気もします。

「今がベストなタイミング」だと二人が思うかどうか

 結婚の時期は、そのカップルにとって“ベストなタイミング”で訪れることが多いように思います。交際期間が短い人もいれば長い人もいますし、年齢も関係ありません。トピ主さんたちだって、誰に何を言われようと双方が「今がそのときだ」と思うならば、うまくいく可能性だってちゃんとあると思います。

 しかしながら、片方が「今がそのときだ」と思えていない場合は、あまり焦りすぎないことをおすすめします。お互いに「彼(彼女)しかいない」と決めてはいても、ベストなタイミングを見計らっている、そんなカップルも世の中にはたくさんいます。目の前にある“今”の幸せを大切にしながら、「この先も離れないだろう」と穏やかに信じられる、そんな関係のほうが、ハッピーな未来が訪れやすいようにも思います。

 自分の人生、彼の人生、お互いにとって「今がベストなタイミング」なのかどうか。それを考えた上で、まずは彼の結婚に対する考えをしっかり聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

発言小町のトピはこちら⇒「結婚の意味。若くても結婚したい!」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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