彼氏が転勤、「結婚するならついていく」を拒否されました

恋活小町

 「彼氏の転勤」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、交際9か月の彼氏がいる28歳の女性。結婚の話もしながら交際を続けてきたそうですが、彼氏の転勤が決まり、「結婚するならばついていく意思があること」を伝えたそうです。しかし、彼はその申し出を拒否。「結婚を今決めることは出来ない。まずは遠距離して数か月様子をみてから、続けられそうであれば結婚を考える」と言ったそうです。彼の言葉に、トピ主さんは「ただの無責任と感じてしまった」そうで、「私が(結婚を)焦りすぎなのでしょうか?」と問いかけています。

「結婚」をトレード条件にすると、興ざめしてしまうことも

 「地元も親元も離れたことはなく、やりがいをもって仕事もしている」というトピ主さん。大事な仕事を捨てても、親元を離れても「ついていく」と言ったのに……といった怒りも伝わってきます。女である自分が「犠牲を払う」と言っているのに、彼はその気持ちを受け取らなかった。プライドを傷つけられたような、そんな気持ちだったのかもしれませんね。

 今回のトピ主さんの「結婚するならばついていく」という申し出は、ある種のプロポーズ。ただ、「一生、幸せにしたい」「ずっとそばにいて」といった言葉に比べると、感動やロマンチックさは少ないですよね。交換条件付きのプロポーズだったため、「私についてきてほしいなら、結婚を決意するべきでしょう?」といった軽い“脅し文句”のように聞こえてしまった可能性を感じました。

 もちろん、トピ主さんにそんな意図はなかったのでしょうし、むしろ「大事なものを捨ててでもついていきたい」という、愛を伝える言葉だったのだろうと思います。しかし、彼には「結婚するならば」という条件的な言葉として、強く引っ掛かってしまったのかもしれません。

 女性は結婚を現実的なこととして考える人も多いですが、多くの男性は意外とロマンチック。あまり現実的な話をされたり、強制されているように感じたりすると、興ざめしてしまうという声も聞かれます。相手の決意を引き出したいならば、あえて全てを言わずに、「ついていきたい」「離れたくない」など“気持ち”だけを伝え、ベストな手段を相手にも考えてもらうようにする……といった手順を今後はぜひ試してみてください。

「相手の心境を聞けた」ことをプラスに考えてみよう

 「結婚を今決めることは出来ない」という彼の返事は、とても正直な心境に聞こえます。トピ主さんが転勤先についてくるとなれば、仕事を辞めたトピ主さんを(一時的だとしても)養う覚悟を決めなくてはならない。その前に、初めての転勤先での仕事を、まずは軌道に乗せたい。仕事に集中したら、遠距離恋愛が順調にいくか分からない。そういう状況でもうまくやっていける二人なら、結婚もありえるだろう……というのが、彼の今の考えなのかもしれません。

 男女間では「相手を傷つけたくない」「喧嘩けんかしたくない」という気持ちから、曖昧あいまいな言葉で取り繕ってしまうことも少なくないものですが、今回トピ主さんが気持ちをぶつけたことで、彼の正直な心境を聞けたわけです。「そうか、彼はまだ結婚の意思が完全には固まっていないのか」と判明したならば、それを踏まえた上で「ここからどうするのがベストなのか」を考えていきましょう。

二人の関係が強固になれば、結婚は自然な形で訪れる

 「まずは、遠距離恋愛をうまくいくように努める」のもひとつです。例えば、「頻繁には会えなくなっても、彼が転勤先で忙しそうでも、ひとりで日々を楽しめるようなライフスタイルを作る」のもひとつ。転勤で環境が変わるのをきっかけに、「彼の家族とも仲良くなる!」といった計画も功を奏するかもしれません。

 二人の関係が強固になっていけばいくほど、お互いの存在が不可欠であると自覚していき、自然な形で結婚は訪れるはず。そう信じて、一緒にいる時間ができるだけポジティブで明るいものになるよう、努めてみてはいかがでしょうか。

 あるいは極端な話、「彼と結婚できる見込みが薄い」と感じるならば、他の男性にも目を向けていく……といった選択肢だってトピ主さんにはあるわけです。そういった意味で、今回の転勤はお互いにとって、ひとつの試練とも言えそうですね。「とにかく早く結婚を決めてくれる相手がいい」のか、それとも「絶対に今の彼と結婚がしたい」のか。

 自分の人生を左右する大きな出来事なので、トピ主さんもぜひじっくり考えてみましょう。その上で、やはりこの彼と歩んでいきたいと思うならば、一番近い存在でいられる幸せをしっかり感じながら、二人の絆を強めることに集中するのがベストかと思います。応援しています!

発言小町のトピはこちら⇒「彼氏の転勤」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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