ただ「結婚」がしたかっただけかも…。迷いがあり、式に踏み切れません

恋活小町

 「結婚に迷い、式に踏み切れずにいる」と打ち明ける投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、去年4月に入籍を終えた32歳の女性。しかし現在、トピ主さんに気持ちの迷いがあり、結婚式の準備段階で止まっている状況だそうです。「覚悟したはずなのに、気持ちがモヤモヤして、本当に旦那のことを愛しているのか」「とても焦っていたから、結婚がしたかっただけではないのか」と自問自答の日々。今後どうすればいいのかと問いかけています。

「初恋相手への未練」が原因なら、それに向き合おう

 投稿には、トピ主さんの過去の恋への未練もつづられています。「(初恋の彼への)気持ちをはっきりしておこう」と思っていた矢先に、今の旦那様からプロポーズ。「この人を逃しては、私は結婚出来ない」とトピ主さんは結婚を承諾、初恋の彼のことは「時間が経っていて、付き合った事もないんだから、終わりにしよう!」と考えて入籍したものの、迷いが復活しているようです。

 過去の恋は、青春のいい思い出として心の片隅にしまっておき、ふっとたまに思い出し、淡い気持ちに浸る程度に収めておく……。そのようにして、過去の恋愛への未練を処理している方もいます。しかしトピ主さんは、そこまで気持ちが整理できていない様子。

 初恋の彼への未練が結婚に迷う最大の原因ならば、この彼と一度接触してみるのが、迷いを吹っ切る近道のようにも思います。会ってみたら、案外自分の思い描いていた彼とは違っていて、「幻想だった」と気付けたり、もしくは、彼には自分への気持ちがない事実に気づいたりして、「ちゃんと前へ進もう」「今の結婚にちゃんと向き合おう」と思えるかもしれません。あるいは逆に、「やっぱり彼が好きだ」と確信することになり、「今の旦那様との関係をきちんと清算しよう」と踏ん切りがつくかもしれません。

迷いに気づいた時点で、立ち止まるしかない

 「焦っていたからかも」との理由もつづられていますが、「結婚したかったから、目の前にいた異性との結婚を決めた」という男女は意外といるもの。そうしたタイミングの妙も含め、縁や運命だと感じる人もいるようです。それに、実際に結婚生活を始めてみれば、「どれだけ相手を好きか」ということよりも、「この相手と一緒にうまくやっていこう、幸せな時間を共有していこう」という気持ちがあるかどうかのほうが大事……といった夫婦の意見もたびたび聞かれます。

 トピ主さんがそのように前向きに思えないのは、「この結婚以外の人生の選択肢」に魅力を感じる気持ちがまだ残っているからでしょう。つまり、入籍してから「今の旦那様とやっていこうという意思」を自分がまだ持てていないことに気づいてしまった。であれば、今さら遅いと責められようとも、今この瞬間から正直に自分の気持ちと向き合っていくのが最善ではないでしょうか。

 旦那様には「迷いが生じていること」を正直に話し、しばらく実家にでも帰って自分を見つめ直す、あるいは初恋の彼に会ってみる……など、自分の気持ちを確かめるための“行動”を具体的に取っていきましょう。その過程を通じて、今の旦那様への思いもはっきりしてくるかと思います。

不安の原因は? 後悔しないためには、決断とその後が重要

 「不安がおしよせて」という記述も見られますが、察するにトピ主さんは、「今の旦那様との結婚をいずれ後悔しないかどうか」という点が最も不安なのだろうと思います。このまま結婚を続け、念願の子どもも授かって……という道もある。一方で、「心から好きだと思える相手と生きていきたい」と、独身に戻る道もある。どちらの選択にもかれる気持ちがあるからこそ迷うのでしょうが、この2つは同時には選べません。不安でも、どちらかの道に決めるしかない、という選択も人生にはあるものです。

 ただし、自分でこの道を行くと決め、「その道の上で、私は幸せに生きるんだ」という強い意思があれば、どちらを選んでも後悔の少ない人生にすることは可能です。つまり、選択そのものというよりも、自分でしっかりと決断して歩むことこそが、幸せな人生のカギになる、ということです。

 トピ主さんは本心では、どちらの道を行きたいのか。恋か結婚か、失うものはあっても「私はこうしたほうがやはり幸せだ」と胸を張って言えるのは(言えそうなのは)、どちらの道なのか――。自分の気持ちにじっくりと向き合うなかで、近いうち、その「決断」ができるといいですね。そして、選んだ後は迷いを捨てて、その道を突き進んでいくことです。応援しています。

発言小町のトピはこちら⇒「結婚の迷い」 

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外山ゆひら (とやま・ゆひら)

 女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。

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