「羽生結弦展」開幕、衣装や写真など200点にため息

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守谷遼平撮影

 平昌ピョンチャン五輪のフィギュアスケート男子で、66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦選手(23)(ANA)のこれまでの歩みを振り返る「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」(読売新聞社主催)が11日、東京都中央区の日本橋高島屋で開幕しました。初日の観覧者数は約7000人。ジュニア時代からの写真や衣装、グランプリ(GP)ファイナル4連覇の金メダル4個、スケート靴など計約200点が並び、多くの困難を乗り越え、その度に強くなってきた羽生選手の競技人生をたどる内容となっています。

開店前から行列、衣装にため息

 展覧会初日の朝。平日にもかかわらず、玄関前には夜明け頃から行列ができました。日本橋高島屋は、開場を15分早めて対応。入り口の大きな写真パネルに迎えられて会場に入ると、 羽生選手がソチ五輪のショートプログラムで着たブルーと黒の衣装などが時系列に並んでいます。「ユヅ(羽生選手の愛称)って、こんなにきゃしゃなんだ……。リンクでは大きく見えるのに」とため息をつく女性ファンの姿も見られました。

 展示の核となるのは、読売新聞写真部が撮影してきた報道写真。フリー演技を終え、故障を抱えていた自身の右足首に「頑張ってくれたね」と手を触れる場面、金メダルを手にほほ笑む表彰式――。そんな記憶に新しい平昌五輪の名場面はもちろん、全日本ジュニア選手権を初制覇した2008年からの10シーズンで撮影したカットがずらり。五輪や世界選手権、グランプリファイナルなど、節目の大会については、当時の紙面や羽生選手のコメントで再構成した記事パネルもありました。

制服姿でスキップする姿も

 素顔の羽生選手の姿を写したショットも。写真家の篠山紀信氏が2011年に撮影した、高校の制服姿でスキップする1枚や、羽生選手を長く撮り続けてきたスポーツフォトグラファーの田中宣明氏、能登直氏の作品からは、リンクの上とは違った表情が写し出されています。

 そして、会場限定のオリジナルグッズも!写真集(オールカラー96ページ、税込み2501円)や、ポストカード(5枚組、701円)など約50種類が並び、飛ぶような売れ行きでした。売り上げの一部は東日本大震災復興支援のために寄付されます。

 日本橋高島屋での展覧会は23日まで。その後は、8月20日まで、大阪、京都、新潟、仙台、名古屋、横浜を巡回します。いずれの会場も入場無料です。

 「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」公式サイト