大江戸和宴で楽しむ「新そば」、そば名人のオススメの食べ方

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 全国の名物そばと銘酒との組み合わせを楽しむ「大江戸和宴わえん そばと日本酒の博覧会」が23~26日、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で開かれます。スペシャルゲストとしてそば打ちを披露する高橋邦弘さんは、「そば職人の神様」とも呼ばれるそば打ち名人。季節のそばの味わい方を高橋さんに尋ねました。

三立てを味わう秋の新そば

 そばの実は産地によって収穫時期が違い、春、夏、秋に出回りますが、高橋さんは「昔は新そばと言えば、秋にとれた『秋新あきしん』のそばのことだった。やっぱり秋がそばとしては一番おいしいと思う」と話します。

 とれたての新そばは、打つと青みがかった色が美しく、「そばの食べ方は、三立てといって、『とれ立て』『ひき立て』『打ち立て』がいい」。そばのおいしさは、「良い原材料、納得のいく製粉、そばをうつ技術、ゆでる技術、食べるタイミングの五つがそろって実現できる」そう。

(c)ENDOU Katsura

そばの味が際立つもりそば、薬味は辛み大根がオススメ

 そばの味わいは、水のおいしさやつゆの味、薬味などでも違い、食べ方にも好みがあります。「好きに食べてもらえばいい」という高橋さんですが、そば本来の味を楽しむ食べ方として勧めるのは、「もりそばでそのまま味わうこと」。そのあとで、つゆにつけ、薬味としては「まず、辛み大根、次にわさびをちょっとつけて食べる」。こだわりの塩を持参して、塩だけで食べるという人もいるそうです。

 高橋さんは、現在は大分県で「大分杵築達磨」というそば店を開いています。高橋さんの元で修行したお弟子さんも全国にいて、「大江戸和宴」では、そのお弟子さんたちのブースで少しだけ腕前を披露するそう。

 会場では、辛み大根のだしで食す福井県の「越前そば」など全国の有名そば20店が出店。東京・奥多摩の「ローストビーフわさびそば」や、群馬県の「牛タンとろろそば」といったスペシャルそばも提供される。1杯700円(トッピングやスペシャルそばは別料金)。

 日本酒は山形県の「十四代」や岩手県の「タクシードライバー」など、希少銘柄を含む100種類(数量限定)を、1杯300~500円で販売するそうです。

 イベントの詳細は、公式ホームページで。問い合わせは、実行委員会(03・3265・8300)へ。

(聞き手:ニッポン放送 小寺 恵)