この夏、船上で出会いたい自然が生んだ圧巻の水景色

たび小町(PR)

 陸からでは味わえないスリルと涼しさを、船上から手軽に楽しめる世界各地の観光遊覧ツアー。船上から間近に体感できる海外と国内の潮流・急流・滝・氷河・海の生き物などをご紹介します。この夏、地球の力が生み出した、その地ならではの水の絶景に出会ってみませんか?

圧倒的迫力の滝つぼへ大接近 ナイアガラの滝/カナダ・アメリカ 

 カナダとアメリカにまたがる巨大瀑布、ナイアガラの滝。その歴史は、約1万2000年前、川の中流にあった氷河が断層を造り、そこに滝ができたのが始まりです。滝つぼを打つ轟音と激しく立ち上る水煙から、先住民は畏怖をこめて「オンギアーラ」(轟く水)と呼びました。一説によると、ナイアガラの名はこれに由来します。猛烈な水量による浸食のため、滝は形成当時より十数㎞も後退しており、いずれは上流のエリー湖に埋没してしまう可能性もあるといわれています。

ナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖へ流れるナイアガラ川に位置します

 ナイアガラの滝観光のハイライトは、最も大きいカナダ滝の滝つぼに接近する遊覧船です。世界最古の観光アトラクションのひとつとされる「霧の乙女号」は、160年以上にわたって世界中からの観光客に愛されてきました。2013年にカナダ側からの運航を終えましたが、翌年にホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズが引き継ぎ、700席の大型船で運航中。対岸のアメリカ側からは、引き続き「霧の乙女号」が運航されています。

 どちらの船も水しぶき対策のポンチョが貸し出され、アメリカ滝、ブライダルベール滝を左手に眺めながら、カナダ滝へと進んでいきます。半円形の巨大な滝つぼは、暴風雨の只中にいるかのような猛烈な音と水煙。見上げる巨大な水の壁は、思わず言葉を失うほどの圧倒的な迫力です。大自然が生み出す水のエネルギーを、思い切り体感してください。

渓谷を駆け抜けるジェットボート ショットオーバー川/ニュージーランド

 クイーンズタウン北部、ワカティプ氷河の浸食で形成されたスキッパーズキャニオン。その渓谷をうねるように流れるショットオーバー川を、激しい方向転換を繰り返しながらジェットボートが疾走します。

 ニュージーランドで生まれたジェットボートは、もともとカンタベリー地方に多く見られる水深の浅い川でも走れるように開発されたものです。エンジンで取り込んだ水を後部へ高速噴出することで、深さわずか10㎝ほどの浅瀬も時速80㎞で駆け抜けます。360度の急スピンも楽しめるスリル満点のアクティビティです。

ジェットボートツアーはニュージーランドならではの自然景観とスリル体験が大人気!

ミステリアスな光とブルーの世界 カプリ島・青の洞窟/イタリア

 「青の洞窟(グロッタ・アッズーラ)」は、ナポリ湾に浮かぶリゾート島、カプリ島の断崖絶壁に点在する海食洞のひとつ。見物客は、船頭が操る小さな手漕ぎ舟に乗り、ぶつからないように仰向けになって海面すれすれの穴から石灰岩の洞窟内に入ります。

 奥行き50m余り、高さ15mほどの内部は、まさに天と地と海が造り出した神秘の世界。入り口から差し込む太陽光線の屈折で、海面や洞窟全体が目もくらむ青色に包まれます。

 色は日光の角度や強さで微妙に変わりますが、日差しの強い夏はより鮮やかなブルーに出会える可能性が高いともいわれています。

入り口の穴はとても狭く、天候や波次第で入れないことも

氷塊が埋め尽くす異次元の光景 ヨークルサルロン湖/アイスランド

 ヨークルサルロン湖は、ヨーロッパ最大の氷河、ヴァトナヨークトル氷河の先端にある氷河湖。夏には氷河から溶けた氷塊が湖一面に浮かび、異次元のような氷の世界が広がります。

 透明な氷や青白い氷塊に交じって、火山灰の影響で黒く染まった氷山も多く、火山と氷河の両方が生み出す独特の景観はアイスランドならでは。20世紀半ばに生まれた新しい湖ですが、氷河の融解で年々大きく成長し、形も変化しているといわれています。そのため、氷河湖遊覧クルーズには船着き場不要の水陸両用車が使われているのもユニークです。

ヨークルサルロン湖は氷河が後退してできた潟湖(ラグーン)。さまざまな色や形の氷塊に出会うことができます

世界最大規模の「渦」に迫る 鳴門の渦潮/兵庫県・徳島県

 直径20mにもなる、世界屈指の巨大な渦潮が発生する鳴門海峡。自然の驚異とも呼べるこの現象は、独特の地形と6時間ごとに入れ替わる潮の満ち引きによって引き起こされます。鳴門の渦潮が巨大な理由は、何より潮の速さによるものです。時速20㎞にもなる潮流は日本で最も速く、メッシーナ海峡、セイモア海峡と並ぶ世界三大潮流のひとつに数えられるほどです。

 なぜ、これほど速い流れが生まれるのでしょうか。それには潮の干満が大きく影響しています。

 太平洋の満ち潮が紀伊水道に流れ込み、淡路島をぐるりと回って鳴門海峡に達するまでの時間がおよそ6時間。その頃、島の南側は、すでに干潮を迎えています。鳴門海峡を挟んで西は満潮、東は干潮となり、海面の高さに最大で2mもの差ができます。

 滝のような潮の流れは、V字にえぐれた海峡中央部が速く、浅い両脇は遅くなります。この速い流れと遅い流れの境目に巨大な渦ができるのです。

 圧倒されるほどの自然の力。渦潮観潮船から、それを間近に体感することができます。世界に類を見ないスケールの渦を、しぶきが掛かるほどの距離でお楽しみください。

大鳴門橋と鳴門の渦潮。「鳴門」の地名は渦潮の音に由来するともいわれています

五感で満喫、スリル満点の筏(いかだ)下り 北山川/和歌山県

 北山川の源流域・大台ヶ原は、屋久島と並ぶ多雨地帯。その気候風土が古くから良質な森林を育て、急峻な北山峡から「筏流し」によって河口の新宮へと材木が運ばれました。戦後復興の需要ピーク時には60mもの長大な筏が組まれたといいます。

 北山川の筏流しは昭和30年代後半にその役割を終えましたが、昭和54年に観光筏下りとして復活。杉の丸太で組んだ全長約30mの筏列に客を乗せ、筏師のみごとな櫂さばきで急流を下っていきます。

 最新のテーマパークにひけをとらない、日本でここだけのスリリングなアドベンチャーです。

あちこちで歓声が響くスリル満点の筏下り。コースは約6kmで所要1時間10分ほど

象牙色の奇岩に迫る海上観光船 仏ヶ浦/青森県

 深緑の木々を背に、象牙色の奇岩が並ぶ下北半島の仏ヶ浦。羅漢や仏具にも似た幾百の岩が、この世のものとは思えない奇妙な景観を作り出しています。

 仏ヶ浦はおよそ1.5㎞におよぶ海岸線で、その全貌は海上からでなければ把握できません。太古の昔に堆積した火山灰が柔らかな凝灰岩となり、海食によって生まれた景色だそうです。

 凝灰岩の風景といえばトルコのカッパドキアが有名ですが、海と岩と木々の緑のコントラストは、島国日本ならではのもの。妖しくも美しい水景色を、観光船でお楽しみください。

如来の首・五百羅漢・一ツ仏・十三仏観音岩など、仏の名にちなんだ岩々を総称して仏ヶ浦と呼ばれています

圧巻のホエールウォッチング 小笠原諸島/東京都

 海洋国日本の見どころは、海の生き物にもあります。その代表格でもあるクジラ。日本で最初にホエールウォッチングが行われたのは、2011年に世界自然遺産に登録された小笠原とされています。

 カラフルなサンゴの上を熱帯魚が行き交う美しい海。プレート同士の重なりによる大規模火山で生まれた小笠原諸島の近海は、海洋生物の宝庫です。ザトウクジラはこの海で繁殖し、マッコウクジラも通年で見られます。陸からもクジラが見られる小笠原ですが、おすすめは洋上見物です。間近に迫るクジラたちの息づかいを、肌で感じてみましょう。

およそ20種ものイルカやクジラなどが回遊している小笠原諸島。船のすぐそばまでクジラが泳いでくることも

-水のエネルギーを感じに出掛けませんか- 

–世界最大規模の「渦」を間近で体感しませんか- 

※ツアーは終了している場合があります。