新型コロナウイルスによって、海外旅行ができず残念に思っている人は多いでしょう。そこで韓国観光公社大阪支社では、人生最高の韓国旅行を意味する「インセンコリア」キャンペーンの一環として、人の代わりにぬいぐるみが参加する旅を企画しました。観光名所やおしゃれな雑貨店など旬なスポットで記念写真を撮って、旅を疑似体験するというもの。OTEKOMACHIのサポーターIzumiが、同行取材しました。
公募で集まったぬいぐるみ10体は8月下旬、2泊3日の旅程でソウルを訪れました。向かったのは、日本人による一般投票で選ばれた旬なスポットばかり。ぬいぐるみたちは韓国語の名札を着けて、出発です。

まずは、「cafe onion」。韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」をリノベーションしたカフェです。朝早くからオープンしているので、朝食も楽しめます。カフェのある益善洞(イクソンドン)は、こうしたリノベーションしたレストランやショップが集まる話題のエリアです。おみくじのガチャガチャも体験しました。

韓国といえば、コスメですよね。人気コスメ「espoir(エスプア)」の江南(カンナム)ショールームでは、オリジナルコスメ作りに挑戦。使うのが楽しみです。韓流ドラマ好きにはたまらない、ロケ地巡りも外せません。日本でも大ヒットしたドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の世界を追体験しました。
シンプルでかわいい韓国雑貨も注目です。「object」では、時間を忘れてショッピング。
食事も旅のだいご味です。ピリ辛のコプチャン(ホルモン)いため、トッポッキ鍋といった王道の韓国料理はもちろん、写真映えするスイーツも。綿あめの中にアイスクリームが隠れているコットンキャンディーアイスクリームには、大興奮でした。
旅の締めくくりは、ソウルのランドマーク「Nソウルタワー」です。展望台からソウルの街を一望しながら、持ち主との再訪を誓いました。
韓国観光公社大阪支社の担当者は、「コロナが終息したら、ぬいぐるみたちが旅したスポットを訪れてみてください」と話しています。
(読売新聞メディア局サポーター・Izumi、構成・小坂佳子)
※写真はすべて、韓国観光公社提供。