淡島の自然を満喫し、海ギャラリーで憩いの一時を過ごす

リフレッシュ! 極上旅

 離島の大人リゾート「淡島ホテル」(静岡県沼津市)で過ごす週末の旅。波の音で目覚め、ヘルシーな朝食で優雅な一日が始まります。底まで見えるほど透き通る海を眺めながら、島内を散策し、淡島を離れた後は、絶景カフェで余韻に浸る……。そんな旅の2日目の模様をリポートします。

おいしい朝食で体がシャキッ! 快適な一日が始まる

 淡島ホテルでの楽しみは、2日目もまだまだ続きます。心地よいベッドでぐっすりと眠った翌朝は、客室のビューバスを満喫。深めのバスタブは手足をゆったりと伸ばせるし、広いバスルームは熱気がこもることがなく視界もクリア。窓の外に富士山を眺めながら、朝から贅沢ぜいたくなバスタイムを楽しむことができました。

 朝食は、レストラン「ル・ファール」の海を見渡すテラス席で。ブッフェのドリンクコーナーには、ジューサーで圧搾したフレッシュな野菜ジュースや、近郊の函南町の特産品である濃厚な丹那牛乳が並んでいます。ヨーグルトコーナーのトッピングには、箱根西麓野菜のジャムや黒豆など、地元のものがずらり。スパークリングワインもいただいて、朝から大満足。

朝食のブッフェコーナーに並ぶスクイーズジューサーや地元産の牛乳

 朝食はブッフェだけでなく、焼きたての沼津産干物やオムレツ、フレンチトーストをオーダーすることができます。オムレツは駿河湾産シラスと桜エビがたっぷりと入った豪華な一品。名物のフレンチトーストは小ぶりなので、デザート感覚でいただけます。

シラスと桜エビがたっぷりと入ったオムレツで大満足の朝食

 チェックアウトは午前11時。東京駅までの所要時間は約1時間40分と近いので、レセプションに荷物を預けて、しばらく島内散策をすることに。約2.5キロの島の周囲は遊歩道になっていて、歩いて回ることができます。散策中に目を奪われたのは、海の美しさ。底まで透き通って見える海は、エメラルドグリーンとブルーのコントラストを描いていて、まるで一枚の絵のよう。東京の近くにも、こんなにきれいな海があったことに驚かされます。

美しい海を眺めながら島をぐるっと一周

 海もあれば、山もあり。島には標高137メートルの低山があって、頂上には淡島神社があります。江戸時代、この島に暮らしていた村人たちが漁業の安全と繁栄を願って建立されたもので、300年以上の歴史があるのだそう。うっそうとした緑のなかの階段を昇ること20分。頂上からは、山と海が織りなす美しい風景を眺めることができました。

ギャラリー&カフェでアートと絶景を楽しむ

 淡島から三島駅へ向かう途中、獅子浜に隠れ家的なくつろぎスポットがあると聞いて立ち寄ることにしました。立体アーティスト、田村映二さんの作品をゆっくりと鑑賞しながら食事や飲み物が楽しめる「タムタムギャラリー&カフェ」(土日12時~18時のみオープン)です。

立体アートが楽しめるタムタムギャラリー&カフェ

 カリブ海やヨーロッパのリゾートなど世界各国を旅した田村さんが、各地で得たインスピレーションを元に、「旅先で印象に残るようなカフェを造りたい」と始めたのが、このギャラリーカフェ。田村さんは沼津出身ですが、この場所を初めて訪れたとき、抜群の眺めとロケーションに、「こんなところは見たことがない!」と一目ぼれしたといいます。

 テラス席に出ると、右手に富士山、左手に淡島ホテル、目の前には大海原という、絵に描いたような絶景が広がっていました。

絶景を眺めながら自家製フレッシュハーブティーでほっと一息

 田村さんの立体アートに迎えられる店内は、明るくポップな雰囲気。ギャラリーと聞くとちょっと敷居が高いイメージもありますが、気軽に立ち寄ってアートと絶景を楽しむことができます。自家栽培のフレッシュハーブティーも香り高く、旅の最後に素敵すてきなティータイムを過ごすことができました。漁村にあるという意外なロケーションも斬新で、その記憶はより強く心に残っています。

タムタムギャラリー&カフェ

芹澤和美
芹澤和美(せりざわ・かずみ)
旅行ライター

 編集職を経て、1996年、中国・上海へ短期留学。帰国後、フリーランスの旅行ライターとして活動。主なフィールドは、98年から通い続けているマカオや、中国語圏、アジア、中米、南アフリカ。主に、旅行雑誌やカード会員誌、機内誌、新聞などで国内外の旅行記事や紀行文を掲載。著書に『マカオノスタルジック紀行』(双葉社)。

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