お気に入りのハワイ優雅な時間

癒やしの楽園 by 三好和義

 「楽園」とは、心からリラックスできる時間を過ごせる場所のことだと僕は思っています。永遠の南の楽園と言えば、ハワイ。何度行っても飽きることはありません。最近、撮影したお気に入りの場所を紹介します。

 ハワイ島にあるかわいい教会です。カイルア・コナの南の丘に建つ「セント・ベネディクト・ペインテッド教会」。昔、文字を読めない人のために絵でキリストの教えを伝えたそうです。南国らしい絵柄。外壁は白亜で屋根はグリーン。中も外も美しい教会なのです。

 夕刻のホノルル。アラモアナ・ビーチ。観光客が少なくなった時間。海では最近、はやっている「SUPヨガ」をしている人たちがいました。サーフィンボードの上で行うヨガ。海のエネルギーを感じながらヨガをする。その光景を見ているだけで優しい気持ちになります。

 ハワイの自然の驚異と美を感じるのがマウナケアです。海に絶え間なく流れてゆく溶岩。いつ見ても地球は生きていると実感させてくれます。最良の見学時間は夕刻過ぎです。陽が暮れないと、溶岩は、このように赤く見えないのです。

 オン・ザ・ビーチのホテルのレストランで、朝食をいただく。朝日を眺め、南国らしい朝の爽やかな風を浴びながらのんびりとした時間を過ごす。ホノルルの朝、早起きした人だけが過ごせる優雅な時が流れています。

 昼間の暑さが引いた夜、散歩をするのが楽しみです。特に月夜の晩は最高です。ここはアラモアナ・ビーチ。海の向こう側にはワイキキの高層ホテルの夜景。リゾートでありながらも、都会的な魅力も兼ね備えたホノルル。他の南国の島とは一味違います。

三好和義(みよし・かずよし)
写真家

 1958年徳島県生まれ。「楽園」をテーマに、タヒチやハワイなどの南国の島々から日本の世界遺産まで幅広く撮影。84年当時最年少で木村伊兵衛賞を受賞。近著は世界中のリゾートを集めた「青の楽園へ」(PHP)。Amazonプライム・ビデオで「RAKUEN 三好和義と巡る楽園」を配信中。