キリンとあいさつできるワイルドなケニアのホテル

癒やしの楽園 by 三好和義

 アカデミー作品賞を受賞した映画「愛と哀しみ果て」。その原作はアイザック・ディネーセンの名作「アフリカの日々」です。本で描かれたワイルドなサファリの風景を求めて、ケニアを旅しました。動物と自然を堪能できるリゾートホテルがあり、野生と優美さが共存していました。そんなケニアに夢中です。

 「これぞサバンナ!」という風景のマサイマラ国立公園。朝焼けの光景です。はるか彼方には象の群れも見えます。こんな風景を体感するためには早起きして、暗いうちにホテルを出発。眠気が残っていますが、太陽が上ると、この光景。忘れられない朝になります。

 英国式のエレガントなホテル「ジラフマナー」。ここは名前の通りキリンに出会えるホテルです。食堂で朝食をとっていると、この写真みたいにキリンが顔を寄せてきます。まるで、動物園の真ん中にいるみたいな気分になります。いつ見ても愛らしい。

 ヨーロッパ文化の影響を色濃く受けたケニア。この「ジラフマナー」は英国スタイルです。キリン以外にも周辺には動物がたくさん。「ライオンキング」にも出てくるイボイノシシの親子もウロウロ。家族で歩く姿が可愛くて、動物好きにはたまりません!

 ちょっと値段は高いのですが、サファリを一望できるバルーンツアーもオススメです。マサイマラの北のフィックツリーキャンプからスタート。広大な風景を眼下に空の旅です。空から下りると、この写真のようにシャンパン・ブレックファストが楽しめます。

 マサイマラ国立公園に隣接するオロロロの丘の上に立つリゾートホテル「ムパタ・サファリ・クラブ」。ここは日本の有名な建築家、エドワード鈴木さんのデザイン。このレストラン、広大な景色を眺めながら食事を楽しめる贅沢さです。

三好和義(みよし・かずよし)
写真家

 1958年徳島県生まれ。「楽園」をテーマに、タヒチやハワイなどの南国の島々から日本の世界遺産まで幅広く撮影。84年当時最年少で木村伊兵衛賞を受賞。近著は世界中のリゾートを集めた「青の楽園へ」(PHP)。Amazonプライム・ビデオで「RAKUEN 三好和義と巡る楽園」を配信中。